概要
登場作品:ホットドッグ兵団
北極圏に砦を構えるアンタ・マリア率いるサイボーグ軍団と人間たち。砦を守るため人工の霧を使っている。犬のサイボーグの他に猟犬が存在する。
メンバー
アンタ・マリア
種族:人間
ミーニャ中尉の娘で、アンタ・マリア家大公嬢。
母親が月へ行ったから月は自分の物と考えていた。
月面に不時着して旗(十字のもの)を立てアンタ・マリア家のものと宣告するが、44号に月は危険と言われた。最後は月の巨人が機能を停止し爆発に巻き込まれ死亡。
ミーニャ中尉の真意を全く理解しておらず、イワンと共に満足に暮らしていたことも知らない。
ポンコッツ博士
種族:人間
ホットドッグ兵団のロボット医。ホットドッグたちを作った科学者で、凍らすロボットを制作し、人工霧を発生させる装置も作る。
アトムを氷らして追い詰めるが、44号が助けてしまう。
月面で44号が犬に戻せと懇願されるが、無理と答えて処刑に取り掛かるが月の巨人の登場でやめになった。描写はされていないが死亡している。
ホットドッグ
ポンコッツ博士に犬をベースにして改造された体表が青いサイボーグたちの総称。
人間では宇宙活動に限界があるため作られた。目的は月に近づく宇宙船の破壊と月面に不時着してダイヤモンドの採掘をする。
記憶は消されているが、本能が残っており帰巣したり犬の時の行動をとる。
日本出身の犬が多いのか「おあずけ」に反応する。
元の体に戻るのは不可能で脳と神経、毛皮(シューバ作成のため残した)以外は廃棄された。ホットドッグたちが運転する宇宙船は本部からの連絡が10分経つと自動でエンジンが止まる。
44号
種族:犬→サイボーグ
ヒゲオヤジのペロをベースにして作られたサイボーグ。隊員たちから「隊長」と言われている。他のサイボーグと違いアトムと互角に渡り合っていた。
銃ではアトムが持っている銃を全て破壊し胸板を開けるほど高い技術力を持っている。格闘戦はアトムに引きをとらないほど強い。動体視力と反射神経も高くアトムが放った銃弾を全て読み回避している。
警察に囲まれたさいには、警察が発砲した銃弾が全て通じなかった。
弱点はヒゲオヤジの一言で何もかも話してしまい、ヒゲオヤジが「ペロ」というとやる気が低下する。「おあずけ」という言葉に過剰に反応して硬直する。
アトムと5回戦い、2回敗北する(3回目でアトム捕らえられ、4回目は宇宙船の罠にかかる)。
記憶を失った状態で帰巣本能によってヒゲオヤジと会い電話機を壊してしまい戦闘機に乗り帰っていった。
アトムが追ってきたため空中で格闘戦をして飛行機に戻り帰っていった。月に向かう日本の宇宙線を撃退し帰還した後、自身の毛皮を求めてポンコッツ博士に会い毛皮をとる。扉に隠れていたアトムと戦い銃撃戦を開始し追い詰めるもアトムが毛皮をとりポンコッツ博士が近づいて止めにする。アトムを部屋に連れて行きペロについて聞いたが、アトムに「おあずけ」と聞いた瞬間に硬直し毛皮をとられて戦闘機に乗りアトムを追った。ヒゲオヤジと再会するもヒゲオヤジが警察を呼び警察に囲まれて暴れる。
3度目のアトムの対決で敗北し捕らえられた。尋問を受けて5時間も黙秘権を行使したが、ヒゲオヤジによって口を開いた。ヒゲオヤジと会い話し合いの中で自らをペロと認めた。
砦に帰還するもホットドッグ博士に記憶を消すということで消されかけたが、兵士を呼ぶため犬の遠吠えをして呼び危機を脱出。凍ったアトムを救出する。宇宙で日本の宇宙船が低速で怪しいと感じたが、アトムに犬の神経を麻痺させるガスを宇宙船からまき宇宙船が壊されるも44号たちの船にガスが侵入してホットドッグたちが麻痺した。
アトムによって月面に不時着するも部下たちから麻痺が解けたことを知りアトムをはめようとしたが、聞かれて遠くから攻撃されてアトムに飛び掛かりクレバスへ落ちた。
クレバスから月は危険なところと知りアンタ・マリアに伝え、ポンコッツ博士に対して犬に戻すよう言うも無理と言われ裏切り者と見られ処刑されそうになる。が、巨人が来てホットドッグたちが殺されて行き44号は難を逃れた。
ホットドッグが全滅し行き場を失い困りアトムに科学省へ行けば犬に戻れると言われて犬「ペロ」に戻った。ペロに戻るが、月にほえることが起きた。