概要
登場:すべて
種族:ロボット
天馬博士が科学省の最高技術を結集して制作したロボット。天馬博士は「科学の最高芸術」と称しており、あらゆる科学者からも芸術品と称される。
アトム制作の費用は高かったらしい。
アトムという名前はサーカスに売られた時で、本名は「天馬飛雄」。
名前の経緯
制作されてから一か月後までは優しく接してもらえたが、天馬博士がアトムの体は成長できないとわかりロボット商人に売られた。
その後、サーカスに売られて「アトム」とつけられる。
補足
「火星探検」でアメリカから臨時で空軍の少佐をもらう。
「天馬族の砦」ではアトムはヤクザが持っている高級なロボットよりも高級すぎるらし。
「コウモリ伯爵」ではフーラー博士が作ったミニ・アトムによりズブズブ星人の宇宙船の位置を知った。フーラー博士やズブズブ星人はアトムの強さを知っておりアトムをほしがっている。
「ロボットギネス」で世界一強いロボットと認定されている。
「わが名は百科」ではロボットの子供たちがアトムに似ている。
アトムの能力
1.足からジェット噴射で空を飛ぶ。宇宙ではロケットに切り替わる。
2.60か国語を操る。
3.人間の善悪を感じ取る。
4.視力を一千倍にでき、目をサーチライトにする。
5.尻からマシンガン。
6.10馬力。後にプルートーとの戦いで天馬博士に改良され100万馬力となる。
7.雷がきかない(アトム大使)。ただし、10万ボルトの銃なら体を少し故障できる火星探検)。
8.オメガレーダーによりコバルトと呼び合うことが可能。
9.人工太陽に突っ込み両手両足は解かされても顔と体は表面だけ溶かされた(人工太陽)。
10.通常のロボットと違いエネルギー量が多すぎる(宇宙ヒョウ)。
11.首が体と分離したり首と体の間にばねがあったりする。アトムはばねの姿を見せるのを嫌っている(人工太陽)。
12.人の心を読める。
13.難しい計算を1秒でこなす。
14.遠くの距離でも聞こえる。
弱点
弱点はエネルギー切れになると停止したり、腹の扉を開けて銃弾を入れられたりする。他にアトムの構造は複雑であるため治す方が難しい。
「ロビオとロビエット」では酸化液を入れられたアトムを簡単に修復が難しくアトムを科学省に連れて行った。
修復不可になると天馬博士ではないと修復が難しく、それ以外の者が行うと暴走し爆発する。
ヒゲオヤジはアトムの簡易的な治し方をしっている(十字島)。
「火星探検」ではお茶の水博士が英語の説明書を入れるほど。
コバルトとの実力は同じとされている「若返りガス」で両者が戦うと壊れる。しかし、先に倒れたのはコバルトで左腕がとられている。同話でお茶の水博士が治らないと嘘を言ってアトムを修復され偽のアトムを置いて壊れたと見せかけ、若返りガスの事件が終わるまで覆面を被っていた。
「アルプスの決闘」で喉につけられた人造心臓により人間の並みの臆病になりそれが災いし敵の罠にはまった。ケン一が銃で人造心臓を破壊。
性格
真面目で普段は冷静だが怒りやすい。
特に悪意のある人間には怒り、「フランケンシュタイン」に登場した革命団の横暴ぶりには激怒してメンバーに殴りかかった。
熱くなりすぎて心理戦に弱くスカンク・草井の逮捕(電光人間)、ナッシーの逮捕(透明巨人)の逮捕を逃したことがある。
アトムの善意に触れて改心する者も存在し四部垣、人爪、ホームスパンがいる。
自信家で「アトラス」で完璧であることを自信にしていたらしく、アトラスの方が完璧と思っていたお茶の水博士の意見を聞いて悲しくなった。
負けず嫌いの部分があり「地上最大のロボット」でもプルートウに勝ちたいため100万馬力になりたがっていた。また、プルートウをライバル視しておりウランと喧嘩するほどこだわっていた。
「青騎士」では青騎士型ロボットへの差別に怒り青騎士側につく。
「ゾロモンの宝石」でお茶の水博士が死亡した際、大泣きして目から大量の水があふれた。
アトム復活最中の性格
青騎士騒動の元凶ブルグ伯爵は捕らえられたが、戦いに来た人間たちを処刑しようとした青騎士を止めようとした。ロッソ博士が青騎士の過去を語ろうとして青騎士が槍を投げてアトムは自らが盾となり顔が壊れて修復不可となった。
「アトム復活」ではアトムが天馬博士によって復活するも今までと打って変わり「性格が悪く、人間のことを気にしていない」。まるで、オメガ因子を埋め込まれたアトラス。
1.アトムの家族が住める家は他のロボットが住み代わりにヒゲオヤジの家を強奪。
2.車の運転手を殴り、警察や周りに攻撃する。
3.排気ガスを出す工場の煙突をヘドロで封鎖する。
4.渡り鳥がネオンにぶつかるという理由でネオン破壊。
これらの凶行によりアトムはアトムの父から怒られてウランとともに家を出た。「メラニン一族」で元のアトムに戻った。