概要
登場:桐壺、紅葉賀、花宴、葵
葵の上とは「源氏物語」の登場人物。光源氏最初の妻。左大臣の娘。
活躍
「紅葉賀」で自身に悩みを打ち明けず二条院にいる夫へ腹を立てる。
「花宴」では紫の上の成長に喜ぶ夫を見て完全に不仲となる。
「葵」では気晴らしに賀茂祭に参列したが、六条御息所と見もの場所をめぐって争い権力を行使して六条御息所の牛車を破損させた(さすがの源氏も謝りに行ったが追い返された)。これに恨んだ六条御息所に呪われ夕霧を出産するも数日後に容体が悪化して死亡。
8月20日過ぎに火葬が行われた。源氏は愛していたが紫の上ばかりに目を向けてしまったため愛していないと思われていた。