ジョン・ダグラス
登場:「恐怖の谷」
バールストン村のダグラス邸に住む男。かつてはアメリカに住んでいた。バールストン村の旧領主邸を買い取り住む。何者かに殺される。
しかし、金回りが良く絵画が多く置かれていた。つけていた結婚指輪が無い。普段はあまり喋らず妻とも必要なことしか言わない。
弟はイギリス西部の駅長。実は殺されたのは物盗りで本人は物盗りを返り討ちにしてしまった。
家の中に隠れて終わるまでじっとしていた。
無罪を勝ち取り終わったと思われていたがモリアーティの刺客に殺害される。
アイビー・ダグラス
登場:「恐怖の谷」
ダグラスの妻。イギリス人で、夫の中は悪かったらしい。が、実際は仲が良くダグラスの隠ぺい協力していた。
セシル・ジェイムズ・バーカー
登場:「恐怖の谷」
ハムステッド、ヘイルズ荘に住む男。ダグラス邸の客として良く来る。ダグラスとは顔見知りでアメリカに住んでいたことがある。
ダグラス死亡の第一発見者で警察に即通報した。ダグラスの隠ぺいに協力していた。
無罪を勝ち取ったダグラスが死亡したことにやり場のない怒りを覚える。
エイムズ
登場:「恐怖の谷」
執事。サー・チャールズ・サンドスに10年仕えた経歴を持つ。
アレン夫人
登場:「恐怖の谷」
使用人。明るい性格を持つ。
6人の使用人
登場:「恐怖の谷」
いるらしいが、事件と関係なく除外される。
ウッド
登場:「恐怖の谷」
バールストン村の開業医。ダグラスの検死を担当する。
マギンティ支部長
登場:「恐怖の谷」
ダグラスの口から説明された謎の人物。
物取り
登場:「恐怖の谷」
ダグラスに似た顔の男。ダグラスに殺されてダグラスに似ていたため隠ぺい工作に使われた。
ダグラスの過去
卓越自由民団
ジョン・マクマード
登場:「恐怖の谷」
卓越自由民団シカゴ21支部にして後のジョン・ダグラス。バーミッサ・バレイに住むこととなる。性格はよいが時より怒ることがある。谷で起きた事件や卓越自由民団の横暴をしる。偽造金貨を持っていたりと謎がある。だが、谷へ来た理由を話さない。谷で頭角を現したり組織に入っても頭角を現す有能振り。
スタンガー襲撃に参加。三か月も経ち、ついには幹部となり支部長候補にまで上り詰めた。ハーディ・エドワーズ討伐を議題に出す。が、モリスが情報の出どころなのに違うことを言ったり、エドワーズにあったような素振りを見せる。
正体は「ハーディ・エドワーズ」その人で組織を瓦解化するために来た。偽造や殺人は一切しておらず全て偽の経歴。瓦解化したものの残党の襲撃が多くなり逃亡の中でエティは死亡。
名前をダグラスに変えてバーカーと会いイギリスに逃げて二度目の結婚をする。
スキャラン
登場:「恐怖の谷」
バーミッサ・バレイ341支部。
ジェームズ・H・スコット
登場:「恐怖の谷」
シカゴ21支部部長。
ジャック・マギンティ
登場:「恐怖の谷」
バーミッサ・バレイ341支部部長。殺人集団と化した卓越自由民団の長。多くのゴロツキたちの指示を高級官僚、地方議員、道路理事の職を得てゴロツキたちに見返りを渡す。
ずる賢いが短気で殺すことも辞さない。マクマードと会い金貨を作れる実力を持つことを知り仲間に加える。マクマードの裏切りで絞首刑にされ死亡。他主要の8人も絞首刑にされた。
ハラウェイ
登場:「恐怖の谷」
秘書官。ハゲワシの顔をしている。
テッド・ボールドウィン
登場:「恐怖の谷」
341支部所属の一人。横暴でエティを狙う。マクマードに邪魔されてマクマートとエティに警告する。
マクマートの決闘を仲間としてマギンティが仲裁させたが、ポールドウィンは不服と見て抗議したがマギンティに殺されそうになりマクマードに止められ命が助かった。マクマードを許しておらず衝突することもしばしば。
スタンガー襲撃に参加するもスタンガーを攻撃しすぎたためマクマードに止められた。マクマードとは意見の食い違いは多かったがバーディ・エドワーズ討伐で一致した。討伐の会議で議長に選ばれる。
マクマードの裏切り逮捕されるも絞首刑は免れた。懲役刑を受けて10年後、マクマードへの復讐のため同志たちを集めて乗る。
タイガー・コーマック、ウィルソン
登場:「恐怖の谷」
マートン・カントリー249支部口調のウィンドルから二人ほしいと頼まれてマギンティが選んだ二人。
コーマックの「タイガー」はあだ名で残忍な印象があるからつけられた。
モリス
登場:「恐怖の谷」
引っ込み思案の老人。周りからは「腰抜け」と酷評されている。ジェームズ・スタンガーへの報復に反対していたが、マギンティに言いくるめられて従った。妻と三人の子供を持つ。
元はフィラデルフィアの民団出身。もっといい生活がしたいため谷へ来たがマギンティに無理矢理入団され烙印を押された。マクマードにこのことを打ち明け泣いた。幹部となったマクマードにピンカートン探偵社が狙っていることを話し証拠の紙を渡す。
ガウアー、マンセル、スキャラン、ウィルビー兄弟
登場:「恐怖の谷」
スタンガー襲撃に参加したメンバー。逮捕でウィルビー兄弟は生き残った。
会計カーター
会計係。
谷の住民たち
ジェイコブ・シャフター
登場:「恐怖の谷」
老商人。悪事を働く自由卓越民団を嫌っている。
エティ・シャフター
登場:「恐怖の谷」
シャフターの娘。ドイツなまり。マクマートを純粋に愛していた。ポールドウィンに狙われる。組織崩壊後、マクマードと結婚し「エディ・エドワーズ」に変えて逃亡の中、死亡する。
テディ・マービン警部
登場:「恐怖の谷」
シカゴの中央警察。偽造金貨でマクマードを追って谷に来た。かつてジョナス・ピントとともにマクマードを追っていたがピントは死亡。それ以降、マクマードを追う。
スタンガー襲撃に参加したマクマードを大砲しようとしたが嫌疑だけだったのでやめた。
実はマクマードの正体を知っており追っているのではなく罠を張っていた。
ジェームズ・スタンガー
登場:「恐怖の谷」
新聞編集長。マギンティを批判したため襲撃される。
バーディ・エドワーズ
登場:「恐怖の谷」
ピンカートン探偵社所属。腕利きのいい探偵と恐れられている。その正体は「ジョン・マクマード」。