Contents
セシル・フォレスター夫人
登場:「四つの著名」
かつてホームズが解決させた事件で感謝している女性。
モースタン大尉
登場:「四つの著名」
メアリーの父親でインド連隊「第34ボンベイ歩兵隊」先任大尉でアンダマン諸島の受刑者監督。
1878年12月3日にてランガムホテルに滞在してメアリーを待っていたが行方不明となる。アンダマン諸島の骨董品が好きで持ってきている。
実は少佐とともに手に入れたアグラの財宝をめぐり少佐と口論になり宝箱の角にぶつけられて死亡。宝をインド人受刑者たちに負けた分に当てようとしていた。
シャーマン
登場:「四つの著名」
ピンチン・レーン3番のランベスの水辺に住む鳥のはく製屋の老主人で、動物学者。極度の人間不信で自分が信用できる相手しか心を開けない。動物好きで43匹の犬、毒蛇、アナグマを飼っている。
ワトソンが来た際には犬を放つか毒蛇から窓から落とそうとした。しかし、ワトソンがホームズの名を言った途端、おとなしくなりワトソンにトビーを貸した。
トビー
登場:「四つの著名」
シャーマンが飼っている老犬。毛の長い耳がたれて、茶色と白のスパニエルトラーチャーの雑種犬。変わった雑種犬で臭いをかぎ分ける能力は警察犬よりも優れている。
ホームズの友人と見られたワトソンがシャーマンからかりてホームズが4人を追うために使う。しかし、樽に止まったためワトソンとホームズは笑ったもののホームズは船に乗ったと確信した。そのあと、シャーマンの家に返された。
ショルト一族
ジョン・ショルト少佐
登場:「四つの著名」
元第34ボンベイ歩兵隊所属、現在は退役してアッパー・ノーウッドに住む。息子にパーソロミュー、サディアスがいる。
ホームズの調査で少佐は1882年4月28日に脾臓の病気で死亡と確認された。
インド人受刑者に賭けで負けまくりどうしようも無くなったため財宝を使うことにした。スモールと結託して財宝を使って刑期を減らす負けた借金の肩代わりにした。が、スモールの財宝を渡さず山分けの分は大尉とすることにした。
サディアスが少佐が臨終の時にモースタン大尉とアグラの財宝の分け前でもめて倒したら宝箱の角に頭をぶつけさせて殺していまい無関係だった大尉の娘メアリーを苦しませてしまったことを後悔し、息子たちに財産半分に相当する「真珠のついた花冠」をメアリーに送るよう頼んだ。
財宝にありかを教えようとしたが、四人のうち一人がかぎつけてきて頭をうなされて場所がいえなかった。
ウィリアムズ
登場:「四つの著名」
サディアスの使用人。メアリーが連れてきたホームズとワトソンが信頼できる人物か確かめる。
ボクサーで少佐の護衛をしていた。主人であるサディアスからは信用されている。
ラル・チョーダー
登場:「四つの著名」
少佐の忠実な使用人。大尉殺害で隠避絵工作をしていた。
サディアス・ショルト
登場:「四つの著名」
「知られざる友人」としてメアリーに手紙と6つの真珠を送る謎の人物。
ショルト少佐の息子。はげ。芸術心が高く人前で自慢するほど。激しい心配性でワトソンに大動脈が大丈夫なのか診てもらいたいほど。
メアリーを手紙で呼んで少佐と大尉に何があったのか話す。メアリーに財宝を渡そうとした。しかし、兄は死亡、財宝は盗まれた。ホームズに警察を呼んだ方がいいと提案されたが、今まで隠していたことがバレると拒否したもののホームズは全面協力すると言って納得させた。
バーソロミュー・サディアス
登場:「四つの著名」
サディアスの兄。ポンディシェリ・ロッジに住む。父の遺言で財宝を探してメアリーに渡そうとした。しかし、ホームズたちが来る前にトンガの毒矢で殺害され財宝は盗まれた。
マグマート
登場:「四つの著名」
規則を守るパーソロミューの使用人。四年前、アリソン館の慈善試合でホームズと三ラウンド戦った人物でホームズの実力を認めている。サディアスが言っていた指示を原則守りサディアス以外を通す訳にいかなった。
しかし、ホームズが来たので通すことにした。
四つの著名と関係者
少佐が死ぬ間際に記した4人の名前。ジョナサン・スモール、マホメット・シング、アブドゥーラ・カーン、ドスト・アクバルの4人。
4人の団結意識は高く宝は誰にも渡さないとしている。彼らはセポイの反乱で戦っていた4人の同志たち。
宝を4等分して分けようとカーンが提案した。しかし、少佐に略奪されてスモールは怒り取り帰すためイギリスへ渡る。パーソロミューから財宝を強奪した後、オーロラ号を借りて逃走しようとした。
ジョナサン・スモール
登場:「四つの著名」
木義足の男。ウースターシャー出身でパーショアの近くで生まれた。
一族は農場主で堅苦しかったので18歳で女のことでもめ事をを起こしインドに出発する第三歩兵隊に入隊するもクロコダイルに右足をかまれて義足となる(この時、ホルダーに助けられて事なきを得る)。
軍人を辞めてアベル・ホワイトが監視人としてスモールを雇う。だが、セポイの反乱で雇い主が死亡し義勇軍に入るもセポイたちは強かった。
砦にて3人のシーク教徒と誓いを立てて金持ちになることを誓いアクメットから財宝を略奪。しかし、バレてしまい逮捕される。死刑と宣告されたが、終身刑に減刑された。
アンダマン諸島ブレア島に移されて唯一の白人であることと人望を活かして立ち回り特別待遇された。夜に医学の知識を学び逃げるチャンスを考えるが陸地から数百マイルもあったため考える。
大尉と少佐が博打で負けたのを知り財宝の話をして刑期を減らすことと博打の穴埋めに使わせた。が、二人が裏切り財宝無くなり復讐のことを考える。
トンガに恩を作り脱走する。
財宝奪還のためトンガと共にイギリスへ帰還する。少佐の臨終の前ににらみつけて苦しめた。財宝をオーロラ号に乗せて逃げようとしたが、警察に追われて船から逃げようとしたが船は座礁して船から降りるも義足に水が入り重くなる。
が、自分たち4人の手に渡らないのなら宝を全てテムズ川へと投げた。
合法と言った警部に怒り今まで受けた自分のつらさを打ち明けた。正々堂々戦ったホームズを賛美している。
少佐への憎しみはあり殺したかったが、無関係な息子まで殺してしまい罪悪を感じた。シーク教徒に改宗したためシーク教徒の友人が多い。
マホメット・シン、アブドゥーラ・カーン
登場:「四つの著名」
英語が話せるパンジャブ人でシーク教徒。スモールの部下。古い兵士でチリアン・ウォラでイギリス軍に所属していた。
カーンは誓いをたてスモールにスモールを金持ちにする誓いを立ててほしいと頼みスモールはたてた。逮捕された後は終身刑となる。
ドスト・アクバル
登場:「四つの著名」
シーク教徒。逮捕されて終身刑となる。
トンガ
登場:「四つの著名」
アンダマン諸島の先住民の一人で毒矢を使う。悪魔の犬と恐れられる男。スモールに助けられて恩義を感じてついていく。
脱走の手引きのため船を用意してスモールを脱走させた。無関係なパーソロミューを殺害してしまい後にこのことがスモールはトンガを恨む。
警察との追跡でホームズに対して毒矢を放とうとしたが、ホームズの拳銃で射殺されテムズ川に流された。
ラル・ラオ
登場:「四つの著名」
パーソロミューの館の執事。しかし、スモールの内通者で館の内部を教えていた。
スモールの過去の関係者
ジョン・ホルダー軍曹
登場:「四つの著名」
スモールと同じ部隊に所属していた男でスモールがクロコダイルに襲われて助けた恩人。
アベル・ホワイト
登場:「四つの著名」
農場主。大佐の友人でスモールを雇い働かせた。
セポイの反乱で逃げることをせずとどまりつづけたが、セポイたちに殺された。
スモールは恩を感じておりホワイトの下で死んでもいいと思ったほど。
ドーソン夫婦
登場:「四つの著名」
農場の管理業務を任されている夫婦。ホワイト同様に離れなかったが、セポイたちに殺された。
グレートヘッド大佐
登場:「四つの著名」
スモールの上司。セポイの反乱においても活躍。
アクメット
登場:「四つの著名」
商人で財宝を運んでいた男。避難のため砦に来たが鉄の箱の中身を知っていたカーン達に殺害される。しかし、ラジャにバレて4人は逮捕された。
その他
モーディカイ・スミス
登場:「四つの著名」
船を貸す男。ジャック(もしくわジム)という6歳くらいの子供がいる。
妻がホームズに蒸気船「オーロラ号」を貸した話をする。夫はスモールに「オーロラ号」を貸したものの財宝には興味が見なかった。