概要
あしたのジョーの終盤にあるジョーとホセの戦いは長く15Rとあしたのジョーのなかで最も長い。試合会場は武道館。
ルール
世界タイトル戦であるため15Rと長い。ホセの希望によりメキシコ製グローブが使われる(これにより、素手の打ち合いと何ら変わらない)。
人物
丹下ジム側
選手:矢吹丈
セコンド:丹下段平、河野、田村、荒川
ホセ側
選手:ホセ・メンドーサセ
コンド:カバレロ、他二人
客
白木葉子、ウルフ金串、ゴロマキ権藤、どさまわりボクシング関係者(河野、稲葉粂太郎、他2人)、第六寮の先輩たち、青山、キニスキー博士、カーロス・リベラ。
R
1R:ジョーの攻撃がホセに防がれて、ホセの攻撃がジョーに多く当たる。
2R:ホセの攻撃でマウスピースをとられて一方的な攻撃を受ける。ジョーの顔に覇気がなくなる。
3R:ホセ優勢。段平が棄権するようジョーに言ったが、ジョーは拒否して段平をリングから追い出した。
4R:ホセがカーロスに気づいたが、ジョーの攻撃をここで初めて受けるもすぐさま攻撃に戻す。ホセの攻撃を多く受けてジョーの右目はかすむが、ジョーの攻撃がホセに多くあたる。ここで、ホセはジョーの異常に気付く。
5R:ジョーの攻撃をホセが多く受けて2回もダウンする。ジョーはホセの弱点に気づく。
6R:ジョーがハワイの戦い(サム・イアウケアーVSホセ)においてホセが相手の両肩をつかんで力を試した方法を真似してホセの弱い部分を露呈させた。最初はジョーが優勢だったもののホセのアッパーを食らい右目が異常をきたし攻撃が当たらなくなる。6R終了後、ホセはニュートラルコーナーへ行ったが倒れる。カバレロが審判にジョー側を棄権するよう頼んだが、断られた。
7R:ホセの一方的な優勢。ジョーがホールドを始める。段平が戦意喪失する。
8R:またもやホセがジョーを一方的に殴り優勢。葉子があまりにもむごいと見て一時会場から離れる。
9R~12R:ホセが優勢。葉子が戻ってくる。ホセはジョーが廃人や死んでも何らおかしくない状況や自分と違い愛すべきものもいない姿に恐怖する。
13R:最初はホセの優勢だったが、ホセが完全にジョーを恐怖し反則におよぶ。
14R:詳しく描かれていないが、ジョーの優勢らしい。ホセがジョーの存在に恐怖している。
15R:ジョーがコンニャク戦法、クロスカウンター、トリプルクロスカウンターをうちホセをダウンさせた。
判定、その後
ホセの判定勝利。ただし、ホセの髪が白くなり顔がやせて別人となっている。ジョーが燃え尽きて葉子に今回使ったグローブを渡す。