ダンテの神曲

【ダンテの神曲】地獄

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概要

罰を受ける暗い世界。地獄篇の舞台。悪意を持った人間、未洗礼、神にはむかった天使と悪と善の戦いに参加しなかった天使たちが住む。

裁判官ミーノスによって罪状が決まる。下いけばいくほど罰が強い。

自由の身が多いのか不明だがダンテたちを邪魔する者たちが多数登場する。

煉獄篇に登場する人々は未洗礼者を除けば生前に悔い改めているので地獄へ来ている者たちは生前に悔いを改めなかった人々だろう。

特徴

入り口~第一圏

地獄の門:地獄の前にある門。銘が記されている。

アケロン川:カロンが亡者たちを船に乗せて地獄へ連れて行く。

第一圏「辺獄(辺土)」:洗礼を受けなかった者が住まう。別に苦しむわけでもなく希望があるわけでもない場所。地獄の中では一番マシな場所。哲学者が多くヴィルジリオが住んでいるのはここ。亡霊たちは頼まれることがあり場合によって最下層に行くことがある(ヴィルジリオ曰く「極めて稀」)。

ミーノスの裁判を受ける場所もここにあり罪状が決まった者は決まった場所で罰を受ける。辺土の住人はミーノスよりも待遇はいいらしい(煉獄篇第一歌)。

第二~六圏

第二圏「愛欲者の地獄」:肉欲におぼれた者たちが住まう場所。大嵐によって吹き飛ばされ続けている。

第三圏「貪食者の地獄」:大食いをし過ぎた者たちが住まう場所。濁った雨が降りチェルベロスに引きかれて苦しむ。

第四圏「貪欲者の地獄」:ケチと浪費バカが住まう場所。金貨が入った袋を転がしてお互いを罵り合う。苦しくないのかよくわからない地獄。

第五圏「憤怒者の地獄」:怒り狂ったものが住まう場所にして血の沼「スティージュ沼」が存在する。沼でお互いを苦しめる。ディーテの市が存在し堕天使と重罪人が住む。門は堕天使が守り堕天使の好みで入れる。

第六圏「異端者の地獄」:あらゆる宗派の異端の者たちが住ま鵜場所。火焔の墓穴に入れられる。ただし、会話することは可能。終盤にミノタウロスとケンタウロス族があらわれる。

第七圏「暴食者の地獄」

大きく分けて三つに分かれる地獄。

第一の環「隣人に対する暴力」:煮えきった血の河フレジェトンタに入れられる。

第二の環「自己に対する暴力」:自殺者が気となって住みアルピエに葉を食われる。木となった者は枝を折られると血が出る。木ではない亡霊がいたりする。木になる過程は作中で描写されていない。

第三の環「神、自然、技術に対する暴力」:火の雨が降る場所で苦しめられる。

第八圏「悪意ある者の地獄」

悪意のある者が落ちる地獄。10からなる「マレーボルジェ(別名:悪ののう)」にわけられる。

第一ののう「婦女を誘拐し売った者」:悪魔に鞭で叩かれる。

第二ののう「媚びを売った者」:糞尿の海につけられる。

第三ののう「聖物、聖職を売った者」:炎に包まれる。

第四ののう「卜占、邪法、呪術などを使った者」:首が反対方向に捻じ曲げられ背中で涙を流す。

第五ののう「職権を悪用した者」:チャンに漬けられマレブランケに苦しめられる。

第六ののう「偽善者」:ひたすら歩かされる。

第七ののう「盗みを働いた者」:蛇にかまれて灰になり再生する。または、蛇となり襲うか蛇から人間に変わる。

第八ののう「策略家」:炎に焼かれる。

第九ののう「対立あおりをした者」:体を悪魔に切り刻まれる。

第十ののう「詐欺を行った者」:病気を患いのたうち回る。

第九圏「裏切り者の地獄(別名:コキュートス)」

氷の地獄。九圏入り口付近には一人の巨人を除いて他の巨人が凍っている。風が吹いておりこれは最下層にいるルチェフェロの翼で風が来ている。

第一の円「カイーナ」:肉親を裏切る。

第二の円「アンテノーラ」:祖国を裏切る。

第三の円「トロメーア」:客人を裏切る。

第四の円「ジュデッカ」:最下層。種を裏切った者たちが集まる。ルチェフェロが存在する場所にして煉獄へ続く穴がある場所。

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