火の鳥

【火の鳥】太陽編・飛鳥時代

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人物

犬上と関係者

犬上宿禰(いぬがみすくね)

百済の王子。本名は「ハリマ」。唐軍によって顔の皮をはがされて狼の皮を被されてしまった(あたから見れば狼の首につけかえされた感じ)。狼の皮を被っているおかげで狗族との会話が可能。オババ曰く犬上は滅多に死ぬことはない運命にあるらしい。軍略にたけており海上で追剥にあったさいは食べ物を海に流して止めた。オババがクチイヌと言ったため「クチイヌ」で通っている。

森をさまよっている中、オババに拾われて助かった。オババの占いで唐軍が攻めて来ることを予期して朝鮮の脱出をする。海岸に傷ついた将軍比羅夫を拾いオババが治療する。倭国へついたとき、狗族の族長ルベツに娘マリモの治療を頼まれてオババから習った治療術で治して狗族と関わりを持つ。ルベツがふもとまで案内し村についた。邑民が襲いかかり比羅夫がにらみを利かせて助かった。が、仏教勢力による圧力で小熊が邑民を率いて犬上を殺しにかかったが、狗族の助けられルベツから狗族で起きている事情を聞いた。

四年後、八池邑の領地をもらい名前「犬上宿禰」となり、オババのバックアップで豪族に昇った。比羅夫のすすめで大海人皇子に会うことを言われた。朝廷の使者から仏教に改宗するよう言われる。二度目の改宗では使者たちが力ずくで改宗しようとしてきたが、オババが使者に金をつかませて落ち着かせた。が、狼のマリモを撃とうとしたため逆上して使者を殺してしまい使者の部下たちが怒った。邑民が助けて部下たちを追い返した。

近江にて大海人皇子へ会いに行ったが力を貸すことができず、時期を待ってほしいと言われた。大友皇子が犬上の罪を大赦したが、炎隆寺七人衆が襲撃し死にかけて狗族が放ったきりで助かりマリモの尻尾をつかんで八池邑まで戻りオババの治療を受けて天智天皇の山陵建設をめぐり200人の若者が必要と朝廷の使者が来たとき断る。国は違う帰化人の壹伎韓国が仏教に改宗するよう説得されても断り戦い逮捕すると言われた。オババの知恵もあって敵に5人の死者や大量の負傷者を出させた。続く牛を使って川で待っておこうとしたが牛に飲みきく毒の雨で牛が死亡。単身で5000人の兵士たちに挑もうとしたが狗族の山津波で助かった。今度は天狗族の痛風が来て痛風から援軍に来るよう頼まれた。しかし、援軍に行く前に神々は惨敗。

犬上は大友皇子を説得するため単身で行くことにした。捕まり裁判で極刑が言い渡された。大友皇子に会って仏教政策を緩めてほしいというも聞いてくれなかった。力ずくで脱走すると十市媛が助けてくれて十市媛から父・大海人皇子宛の竹簡を渡されて吉野にいる父へ会ってほしいと頼まれた。吉野に行き大海人皇子に会い十市媛の竹簡と仏教への改宗を嫌うわけを聞いた。

大海人皇子が戦う意思を見せて大友皇子に戦う準備をする。2人の皇子との合流で途中はぐれて、火の鳥と出会い権力と宗教の話をした。残りの七人衆との戦いに勝利し合流を目指した。

途中、敵に負傷されて意識を失う。吹負に助けられて八池邑が助かって敵に内紛が起きたことを知った。次の戦いで勇猛果敢に戦い壹伎韓国と戦い口を斬られて負傷(結果として大海人皇子軍が勝利した)。陣地で治療されていえるさなか、狼の皮が取れて元の人間の顔に戻った。

戦後、正六位を授かれたが興味は無くオババと共に八池邑を出て旅に行った。

マリモを忘れて。


オババ

朝鮮の海岸付近に住む老人。犬上のことを「腐狗(クチイヌ。昔の朝鮮で「ろくでなし」を意味する)」と呼んでいる。名前が変わっても「クチイヌ」は変わらない。

治療師で犬上の治療をしたり薬を作ったりする。

人間観察もうまく犬上が高貴な出だと読み取る。占いにも秀でておりあらゆる占いが可能。狼嫌いで狼を見ると怖がる。

犬上のことが好きで50年も若ければ結婚していたというほど。

登場回数がマリモよりも多く「実質ヒロイン」の役目をしている。

犬上を助けて治療する。占いで唐軍が攻めて来ることを読み犬上と比羅夫と共に脱出。

比羅夫を嫌っており比羅夫とは折り合いが悪く小熊と邑民が襲ってきたのは比羅夫のせいと思っていた。

四年後、犬上を支えて豪族に上り詰めさせた。八池邑で医者をして病に苦しむ人々を助けている。

金をつかませたり世渡り上手な一面を持つ。占いで天智天皇が死ぬことを見た。

今は犬上を実の息子と思っている。七人衆の攻撃を受けた犬上の治療の最中、マリモがただの狼ではないと気づき治療後の犬上とマリモが人語でお互いに話している姿を見て占う。

壹伎韓国の八池邑征伐のさい、油を使って馬を動揺させて落馬し弓矢で攻撃した。

牛を使った作戦の失敗以降に起きた怪奇現象に悩まされ狼についてさらに謎が深まった。

戦後、犬上と共に八池邑を出て旅に出た。

阿部引田比羅夫

白江村の戦いで指揮していた将軍。

蝦夷平定の戦果で指揮していた。が、内紛や裏切りが起きたり水上船に慣れていなかったため敗北。部下に斬られて死にかけていたところをオババに拾われて治療され朝鮮から脱出。

犬上にとって狼の顔にされたことをで恨まれて比羅夫は死を懇願したものの倭国へ連れて行き償ってもらうことにした。オババは疫病神と言って嫌っている。

倭国の特徴をしっているが、海岸の特徴までは知らない。

八池邑についたが犬上が邑民に狼と間違えられて襲われそうにになった時、比羅夫のおかげで助かっている(が、仏教勢力の圧力で村長の小熊が犬上の暗殺をする)。

四年後、位が上がり犬上とあい比羅夫は大宰府へ行くことになり、犬上に大海人皇子と会うよういった。

小熊

八池邑の長。邑民たちが犬上の顔が狼だったので殺そうとしたが、比羅夫がいたので止めた。炎隆寺七人衆の圧力で犬上殺害を邑民と共に企てたが、狗族に阻止された。

比羅夫に犬上殺害が知られてしまい比羅夫の逆鱗に触れて斬首された。

訳語渟足(おさのぬたり)

八池邑で唯一百済の言葉が喋れる人物。父親は百済出身の博士・王仁で百済の言葉を知っているのはそのため。

やたら、うるさく犬上から嫌われている。オババから助手のような扱いを受けている。非戦闘要員。

炎隆寺七人衆

犬上の命を狙う僧侶たち。小熊に犬上の殺害を命じた。名前は「曜日+壇」となっている。

月壇

爪使い。二度目の戦いで剣を貫かれ死亡。

火壇

火の輪使い。横腹を食いちぎられ死亡。

水壇

弓使い小男。二度目の戦いで死亡。

木壇

格闘術使いの巨漢。犬上に首を食いちぎられて死亡。

金壇

弓使い小男。二度目の戦いで死亡。

土壇

土に潜れる。二度目の戦いで死亡。

日壇

剣使い。どうなったか不明。

皇族と配下

天智天皇

仏教を保護している帝。大海人皇子と宗教問題で対立している。狩りが好き。

護摩壇の結果、大海人皇子を生かすには仏門に入ることしかなくさもなくば死と出て実行に移した。後に死去。

仏教を押している理由は律令国家を作るため。

大海人皇子(おおあまのみこ)

天智天皇の弟にして後の天武天皇。兄と違い土着信仰の保護を大切にしており宗教で兄と対立している。兄の策略で仏門に入るか死を選ぶかで仕方なく仏門に入り時期を待つ。

吉野にいた中、犬上が来て十市媛の竹簡と犬上が仏教に改宗しない理由を聞いた。

十市媛の竹簡を見ていずれ餓死させようという気が大友皇子たちにあり隙をついて刺客を送り殺そうとしている算段があるとして戦うことを決意した。

高市・大津皇子との合流を目指して向かった。

途中、仏一族の雲に夜攻撃を受けたが神々への祈った途端、光の玉が雲を吹き払った。

部下たちに近江制圧後、近江を廃都にし別の都を作り、太陽神を崇拝し、国を「日の本」の国とする。

戦いに勝利して政策を進むにつれて自らを神として反逆者を殺す政策をとる。

大友皇子(おおとものみこ)

天智天皇の息子。妻に十市媛。

十市媛を本気で愛していたが、人質妻にしていると見られてわかってくれなかった。

四本足の鳥をしとめて天智天皇に見せるが不吉がある。

仏一族から父親の政策を受け継ぐよう言われる。

天智天皇の死後、さらなる仏教政策をおす。犬上に仏教政策を緩めてほしいと頼まれたが、父親の意思であるためできない。

大海人皇子との戦いは肉親であるため戦いたくなかったが、戦いに出る。

負け戦となり都へ逃げようとしても逃げられず壹伎史韓国に首を斬るよう頼み斬首された。

首は壹伎史韓国が高津皇子の下へ持っていくことにした。

大友皇子の母親

大友皇子の母。十市媛や大友皇子に厳しく注意したりする。

犬上の姿を見て「尻尾が生えているのか?」と気になった。大友皇子の十市媛殺害に十市媛を気にしていたことに怒った。

十市媛(とおちのひめみこ)

大友皇子の妻。性格は相手をからかったりする。14歳。父は大海人皇子。大友皇子の妻でありながら、犬上が好きで力ずくで脱走した犬上を助けた。実は大友皇子が好きじゃなく人質妻となってうんざりしていた。犬上に父への竹簡を渡して父のいる吉野へ逃げさせた。大海人皇子の命令で兄・高市、大津皇子を逃した。が、大友皇子の母親にバレて斬殺された。

中臣鎌足

かつて天智天皇とともに大化の改新をした側近。大海人皇子と天智天皇の仲裁をしたりする悩める中間管理職。

蘇我果安(そがのはたやす)

大友皇子の側近で法官大夫。犬上が大友皇子に会わすことを拒否。大海人皇子討伐の際、5万人の軍を率いて出陣し八池邑を潰すよう山部王に頼んだ。

が、山部王がルベツにとりつかれて暴れ始めて果安は兵士たちに弓で殺害するよう命じて殺害させた。

今度は果安に乗り移った。山部王殺害を気にして最期は本陣で自害した。

山部王(やまべのおおきみ)

大海人皇子討伐の最高指揮官。あまり戦いに興味を示していない。

ルベツが乗り移り果安を襲い果安が兵士たちに弓を放つよう命令して射殺された。

大伴連吹負(おおともむらじふけい)

大海人皇子軍の一人。負傷した犬上を助けて敵に内紛が起こって八池邑が助かったことを教えた。

壹伎史韓国(いきのふびとからくに)

長安から帰化した唐の人間。左目に眼帯をしているが伊達眼帯。

山陵建設を断った犬上を討つよう命令されたが国は違うものの帰化人を討つことに乗る気が無く説得を試みた。しかし、受け入れてもらえず、やむを得なく戦うことにした。馬を使ってゆくも火攻めで撤退(死者5人、負傷者3人、火傷7人と12匹と大敗)。

火攻めに対して馬は火を恐れるから馬はいらず5000人の兵士を率いた物量作戦を展開しようとした。が、狗族の山津波で兵士たちは津波に飲み込まれて死亡。一人で来た犬上に何かあるとして犬上から邑の人々には手を出すなと言って竹簡にも書いた。

大友皇子に会いたかった犬上に大友皇子を会わせた。大海人皇子討伐に出る。

戦いの中、犬上と戦い口を斬ったが、やはり帰化人であったことを気にして止めを刺せなかった。

大友皇子とともに他の部下たちと逃げて大友皇子から皇子の首を斬るよう頼まれて斬首した。

首は高津皇子の下へ持っていくことにした。

八鳥(はちとり)

壹伎韓国の部下。史韓国から増援で5000人連れてくるよう命じられた。

壹伎韓国の部下。

異形の者たち

狗族(くぞく)

普段は狼の姿をした一族で本来の姿は狼の耳が生えた人間。古くから日本で「国津神」、「産土神」、「地霊」と呼ばれていた。古くから人間とは関わりがあった。平和に過ごしていたが、仏一族の侵略に住む場所が減らされた。

ルベツ

狗族の長。狗族の言葉が分かる犬上を連れて行きマリモの治療に当たらせた。マリモが回復したため犬上一行に村に行けるふもとまで案内した。

マリモが犬上に危険が迫っていると言って一族を率いて助けた。

犬上に狗族や日本で起きている事情を話した。仏一族との戦いで惨敗。

大海人皇子の方に力を貸して大友皇子たちの方に内紛を起こさせた。

マリモ

ルベツの娘。仏一族の者の矢を受けて怪我をしてしまい狗族では治療ができずオババの治療方法を覚えた犬上に治療されて回復する。

これを機に犬上のことを好きになる。犬上の危険が迫った時、ルベツが一族を率いて助けた。犬上を守るため狼となりついていった。

人間に戻った犬上がマリモのことを忘れてしまいマリモは泣いた。ルベツから1000年後にある人間への転生ならば犬上と結ばれる可能性があるとした。

ノビ

ルルベツの息子で、マリモの兄。平和的な解決を求めて仏一族と対談するも通じず仲間と共に殺された。

他の妖怪

痛風

伊吹山に住む天狗族の長。ルベツの友。犬上を加勢に来るよう頼みに来た。

仏一族との戦いで惨敗し、火の鳥から部下たちを治す場所を教えられるも信用できなかった。

犬上が大友皇子の説得に行くため休戦を頼まれて了承した。

伊吹丸

鬼。戦いで首を傷つけられた。

仏一族

外から来た仏教の仏像たち。

かなり冷酷に描かれており狗族の子供を殺害したり、狗族を石に変えたり、天狗を泥にしたりする。

狗族や他の部族を「邪鬼」と見下している。四天王、十二神将、三大明王がいる。

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