洒落怖

【洒落怖】すりゃあぬしんんまけ(なにか)

投稿日:

概要

「すりゃあぬしんんまけ(なにか)」とは2005年11月18日に投下された話。

あらすじ

祖父について

読み手の祖父が若い頃、バイク乗りで金持ちだった(バイクは燃費の悪い輸入物だった)。

ある時、バイクを使い山へキャンプにでかけた。持ってきた酒を飲んでいたら何者かが近づいてくる気配を感じた(この時代、ツーリングはない)。

祖父は腰に用意した鉈を抜いた。藪をかき分ける音とともに「なにか」が目の前にあらわれた。

遭遇

「なにか」は祖父を凝視していたら口を開いた

「すりゃあしんんまけ?」

祖父は何を言われているのかわからないが、かろうじて語尾から疑問形とわかった。

「なにか」がバイクへ近づき

「くりゃあぬしんんまけ?」

と、祖父に尋ね祖父は「これはお前の馬か?」と理解した。祖父は怯えを押し殺し「そうだ」と答えた。

それから「なにか」は「ぺかぺかしちゅうのぉ。ほすぅのう」(ピカピカしてる。欲しいなぁ)と言った時、祖父は「なにか」の口から血の臭いがして下手に答えたら死ぬと考えた。

祖父は「欲しければ持って行け」と答えた。

しばらく「なにか」は祖父へバイクが何を食うのか尋ね話し合った。しかし、バイクが何も食べれないと聞いて落胆した。

祖父は「なにか」に代わりとして菓子の袋を投げつけ「なにか」の体に吸い込まれた。「なにか」は「ありがでぇ」とつぶやき山の闇へ消えた。

その後

祖父は気がつくと失禁しており夜はテントの中で震えながら過ごし、朝日が昇ると一目散に山を下りた。

家に帰るも誰も信じてもらえなかったが、祖父の祖父が「山の物の怪」と考え諦めさせなかったら祖父が食われていたと語った。

以来、祖父は山へ登らず、バイクは読み手の実家の倉に眠っている。

山の物の怪(なにか)

祖父が遭遇した存在。外見は「ゆらゆらと揺れる太く長い棒、縦は周囲の木より高く、横は祖父の体の半分ほど」。

酷い訛りと発音で喋り理解するのに苦労する。

口が開くたび猛烈な血の臭いがする。

バイクを馬と見ていた。

-洒落怖

Copyright© 今日も暇なことを書くブログ改め , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.