概要
カオル(嗅ぐ)とは2010年3月13日にて死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?238へ投下された話。
元スレ
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1268056627/212-215
あらすじ
読み手のバイト先の会社の寮で幽霊騒ぎが発生した。特に出現率がたかったのはTの部屋(Tはこのことで精神が参っていた)。
読み手はTの状況を放っておけないとして同時期に入った「子供の頃から霊を嗅覚で探知するZ(通称「嗅げる人」)」を呼ぶことにした。
読み手とZを出迎えてくれた(中へ入るもZの反応は特にない)。読み手がZに幽霊の臭いについて尋ねたら「人間とは違う」と答えた。
電気が突然消えて、読み手の胸の上に派手な服を着た女が乗った。
するとZは臭い嗅ぎはじめ読み手の上に霊がいることを確認。霊の臭いは「ペット売り場の臭い、亀の食い残したエサ」と酷評。幽霊は消えた(幽霊にとって自分の臭いを嗅がれるのは嫌だったらしい)。
翌日、Tは熟睡できてこの話を披露するも半信半疑がほとんどだった。寮の人は感謝と畏敬を込めてZを「カオル」と呼んだ。