概要
気づかせるなとは2012年4月29日にて死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?293へ投下された話。
中編。
元スレとレス番
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あらすじ
変な者
去年の11月頃、読み手はバイトのシフトが入ったので大学からバイト先へ向かった。
仕事をしていたら店の外を変な者が見えていた。
灰色の胴体や手足頭はあるが他の体の凸凹見ないなものが無い、服を着ているようにも見えない。
変な者は店の前を通り過ぎた。
読み手は確認のため外へ出て見たら顔に目鼻口髪が無かった。読み手の真横を通り過ぎた。
しかし、この変な者を見かけたのは“読み手だけ”で他の人は見えなかった。店長から心配され休みを取るよう言われた。
読み手の話を聞いたバイトの仲間で高校生のAが話しかけてきた。
Aは読み手と同じ変な者を見かけたという。見える時は1体だけでなく2体も出る。
Aが言うには変な者は何かを追いかけているという。
読み手はAとともに変な者が何を追いかけているのか試すことにした。
追跡
当日、2人でバイト先近くの曲がり角で待機していた。
20代後半の女性を追いかけるようだ。しかし、変な者の様子がおかしい。
白っぽい灰色が「黒色」で「右肩から脇腹にかけての部分が円形に抉れている」。
Aは絶句し読み手は同様。
女を変な者が追いかけついていくと某テレビ局のビルだった。女と変な者がビルへ入る。
しかし、読み手とAはビルを見て驚愕した。ビルの周りに変なものが「300、400」という数がいた。
それから読み手とAは観察してある程度の特徴をつかんだ。
変な者は「欠損具合が様々、色は黒か白、欠損と色は関係ない、ビルの全員に取り付いているわけではない、車の場合は車の中に消えて降りた時にあらわれる」。
昔、読み手とAはテレビ局を通ったが何もなかった。
とりついた
Aの後ろに変な者がとりついた。すると、変な者は気づいて声をかけてきた。
Aと読み手は気づかない振りをして過ごすことにしてメールで答えることにした。その後も変な者が声をかけてきた。
Aと読み手は洋食屋へ向かうことにした。電車に乗り30分以上かけて目的の駅にたどりついた。
Aがメールで「例の人みたいなやつら増えている」と書いていた。読み手は後ろをチラッと見ると10人以上いた。なぜ増えたのかわからなかった。
洋食屋へつくも味よりも恐怖で食べているのに食べているように見えなかった。
服を見に行ったりゲーセンへ行ったりした。
ついていくる数は減り家へ変えるときには2人だった。
読み手とAが別れると1人ずつ別れた。
読み手を気づかせようと変な者が話しかけるもついにはあらくなり諦めて消えた。
読み手はホッとしたAから電話が来た。
Aの異変
Aも変な者が見えなくなったそうだ。
Aは大喜びしていた。Aは変な者が去る時、「気づいていたら……(聞き取れず)たのに……」と言った。
とたん、Aが「あっ」と声をした後、電話が切れた。
読み手はリダイヤルしても通じなかった。
バイト先に行くと店長はAが本棚の下敷きになり命に別状はなく入院した。店長から入院先の病院名と病室の番号を教えてもらい読み手はAへ会いに行った。
Aは病院にいた。しかし、Aの母親曰く「短期的な記憶喪失が起きた」とされる。
昨日、起きたことを覚えておらず「変な者たちに関しての記憶が抜け落ちていた」。それ以外はいつも通りのAだった。
Aは3日ほどで退院しバイトへ復帰。
読み手はあれほど変な者を見かけない。テレビ局の前にいた変な者たちも見かけない。
ただ、わかることは「ろくでもない存在」だろう。
変な者
読み手、Aが遭遇した謎の存在。
外見は「白っぽい灰色の胴体で手足頭はある、体の凸凹が無い、服を着ていない、顔に目鼻口髪がない」。
ただし、体が黒いのは「体のどこかが欠損している(欠損具合は様々)」。
1、2体見かけることがある。
A、読み手にしか見えない。読み手は「あれ、物体」と名付けている。
見えている者へ声をかけることは可能(読みて曰く声は「男なのか女なのか判別できずノイズのようなものが入っている」)。
見えた者を追いかけている。
某テレビ局のビルに300~400の数の変な者がいて「全員ではないがついていく者にはついていく」。
車やタクシーに入った場合は車の中へ消えて降りた時、車からあらわれる。
見えた者に対して「気づいているだろ」と声をかけてくる。無視続けると怒って諦める。
しかし、気づいたことを答えると「怪我を負わされ変な者の記憶を抜かれる」。