洒落怖

【洒落怖】つきまとう女

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概要

つきまとう女とは2009年6月11日、6月17日、6月18日にかけて洒落怖スレへ投下された話。◆lWKWoo9iYUが書いた。

投下された話の内容は濃いものとなっている。

元スレとレス番

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?214

6/11 - 899、900、901、902、903、904、905、906、907、908

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?215

ここから名前に副題をいれて投下している。

3ヶ月 - 678、679、680、681、682 ※ここから6/17日に投下

虚空 - 688、689、690、691、692、693、694、695

夜 - 710、711、713、714、715、716

ホテル - 724、725、726、728、729、730、731

走 - 740、742、743、744、745 ※ここから6/18に投下

光 - 748、751、752、754、755、768

顛末 - 786、788、789、790、791、792

終始 - 811、812、813、814、815

あらすじ

始まり

白ワンピースの女

2年前の夏、読み手はバイクを使って北海道ツーリングに出かけ北海道一周を目指した。日程は3日間で4日後には会社が始まるギリギリの日程。

半周した後、間に合わないと気づいた。一周を諦めて道央を突っ切り、函館からフェリーに乗って陸路で帰ることにするか意地でも爆走して小樽まで帰還し一周するか。

悩んだ末に一周することにした。

2日目の夜、読み手は走る。走っていた最中、仮設のトイレのドアが開いていた。

いつの間にか開いていたので疑問に思っていた。読み手がいる間、読み手や誰も使っていない。

近づくと白い布が見えた。さらに近づくと女が首を釣っていた。読み手は腰抜かし警察へ連絡するためバイクにおいてあった携帯電話を取ろうとした。

その時、大きな衝撃音が鳴り響いた。読み手は転倒し振り返ると女がトイレの前に立って読み手を見ている。女は仮設トイレを殴りつけ大きな衝撃音を鳴り響かせた。

女は首を巻き付けたまま無表情で読み手を見て仮設トイレを殴りつけた。

あまりの恐怖で読み手は女へ大声で質問した

「なんだ!?なんなんだ、おまえ!?」、「いたずらなのか!?こんな誰も居ないところで、こんな悪趣味なことすんじゃねぇよ!!!!」

女の答えは

「どうして?」

だった。あまりの答えに読み手はブチギレ

「なに言ってんだ、この!!!ボケアマァ!!!さっさとどっか行けぇ!!!!」

女は顔を上げ読み手を睨んだ「嫌だ」と言うと自らの左腕を噛み

「嫌だ。嫌だ。嫌だ。一人は嫌だ。一人は嫌だ。一人は嫌だ。一人は嫌だ」

と泣いてゆき左腕を食いちぎり女の口は真っ赤に染まった。

読み手は「逃げろ」と頭に閃光が走り走る。

逃亡、謎の病院

読み手はバイクに向かって走る。が、後ろにいたはずの女がいない。瞬間、読み手の肩を女が触れた。

読み手は手に持っていたヘルメットを女の顔面に叩きつけ全力で殴りつけた。後ろに仰け反るも読み手の方から手をはなさない。

読み手は何度もヘルメットを女の顔に叩きつけようやく女の手が読み手の肩から離れた。読み手はバイクを走るさせた。

瞬間、なぜか病院のベッドの上にいた。

何が起こっているのかさっぱりわからなかった。看護師と思われる男が近づいてきて担当の先生の診断が行われると言った。

読み手はノートを見ていたら警察官が入ってきて読み手に手錠をはめ殴りつけ診察室へ移動させた。

医者がいて調子を確認された。そして、医者から「帰るところはない」、「ヘルメットで女性を撲殺」、「社会的に死んでいる」とわけのわからないことを言っている。

読み手は医者の言っていることが理解できずしまいにはい者が「死ね!!」と言い始め読み手は激昂。

その時、読み手の首に血みどろの腕がついた。

あの女だ!

読み手は恐怖し医者は「君には永遠に、奈々子と一緒に死んでもらう!!!

 もう私には無理なんだ!!この子は暗闇の中で死んだ!!!

 この子の孤独を君が共有してくれ!!!!」

女のこと奈々子と孤独を共有させようとする。読み手は絶叫した。


気がつく

瞬間、目の前が緑色にそまった。読み手は道路脇の草むらの中で倒れていた。

怪我はなく、バイクは横倒れしていない。夢を見ていていたのかと思った。

周りを見渡すとあの道の駅が見える、仮設トイレはない。

時刻は8:00。こうして読み手は無事に北海道一周をやり遂げ自宅へ帰還した。

しかし、奈々子はついてきた。


3ヶ月

ある男との出会い

北海道ツーリングから3ヶ月、読み手は駅前広場のベンチに座っていた。

しかし、ツーリングで使ったバイクはもういない。トラックと正面衝突し跡形もなく大破。

読み手はバイク大破の事故で左脚、左腕、左側の鎖骨、肋骨4本を骨折する全治5ヶ月の重傷を負った。全治5ヶ月の重傷であるためか、会社から不要と判断され解雇された。

現在は治療に専念し左脚、肋骨、鎖骨がほとんど治ったものの左腕だけは回復が遅い。

読み手がベンチに座っているのは一週間前に隣に若い男が座り読み手を助けたいと来て「その体はもう治らないよ。治ったとしても、また同じ事を繰り返すだけだ」と言い一週間後にベンチへ来てほしいと頼まれた。

奈々子、また来る

夜、アパートのベッドの上で横になっていた。読み手の姉が時折、来るぐらい。

天井を見ていたら「血だらけの奈々子が天井の中にいる」。

奈々子は天井から落ちて恐怖する読み手へ迫りキスをした。

読み手は嘔吐した。朝、目覚めると嘔吐したものがあるも奈々子の血はない。

怖くてマンションから出てホームレスのような生活をする。

読み手は最後の在処として男が来るのを待っていた。

虚空

探偵事務所

男と再会した読み手は男とともにビルの一室「○△?探偵事務所」へ行った。

社長以外は出払っているため社長に合わせる。

社長は男が読み手を連れてきたことに「お人好し」と激怒した。

読み手は迷惑をかけたと思い去ろうとしたら社長に止められ社長は「首吊っている薄汚いワンピースの女」のことを言った。

除霊にするにしても社長の場合は200万いるので男の方でするしかない。

男は社長にどうすればいいのかと言ったら社長は問診をするよう命令した。

問診

社長の行きつけの店へ行き男のことジョンがノートPCで問診を始めた。

奈々子は穴埋めで読み手を狙い、読み手が病院のような世界であった医者、警察官、看護師は奈々子に殺され取り込まれた者たちで3人は守りになっている。

特に医者は奈々子の結びつきが強くジョンは「親子」と見た。

3人を突破したとしても捕まる可能性がある。

読み手はいろいろと記憶が呼び戻りジョンへ2回も奈々子へ遭遇したことを話す。

ジョンから「今まで良く生きていましたね」と言われた。

ホテルへ、ドッペルゲンガー出現

夜、ジョンの紹介で社長の従兄弟へ行き泊まることにした(ここで、読み手は社長がオカマと知る)。

ジョンは読み手の守護霊は「父親」と話し良いところに育ったと教えた。

窓の方を見ていると「読み手と似たドッペルゲンガー」があらわれた。ジョンは「触れたら死ぬ」と解説した。

ドッペルゲンガーは窓を這いずり回り「開けろ」と読み手と同じ声で叫んだ。

ジョンは携帯で社長に連絡して社長のお祓いでドッペルゲンガーは消えた。ジョンは奈々子が作り出したドッペルゲンガーと見立てた。


ホテル

混乱、ドッペルゲンガーの正体

読み手は混乱しジョンは落ち着かせるよう説得した。奈々子は読み手の家族を狙っていると伝えた。

ジョンが守護霊について解説し社長も守護霊になると話す。

社長が来て自分たちは決定的な勘違いをしていたことを話す。

ドッペルゲンガーを出させる力を奈々子は持っていないと断言し、ドッペルゲンガーを作ったのは別の存在でそれも生きた人間と推定した。

ジョンを安全装置として置いていたが、このようなことが発生したため範疇を超えていると見て社長は介入を決意した。

社長が退出した後、読み手に強い衝撃が走る。

あらわれる本丸

地面に倒れた読み手を見下ろす巨躯の男「本丸の男」。男の後ろに奈々子、医者、警察官、看護師が見える。

本丸の男は読み手がなかなか死なないことに苛立っており、家族に手を出そうとしたが守護霊の父親に邪魔された。

読み手を確実に殺すためドッペルゲンガーを放ち、読み手は走って逃げた。

走る

追走

走っていたが、狭いビルの屋上の前で逃げ場無かった。本丸の男に追い詰められた読み手は夢ならばビルから飛び降りても大丈夫だろうと言うも本丸の男は痛みがあることを笑う。

読み手はビルを飛び降りた。降りた地で激痛が走り頭を叩きつけた。

ビルの出入り口からドッペルゲンガーが来た。目の前まで来てドッペルゲンガーは読み手の体を支配し始めた。

ドッペルゲンガーによって暗闇が包み込み自殺願望が襲ってきた。

朝、読み手はジョンに起こされた。

ジョンは読み手を利用して本丸の男をおびき寄せることに成功する。

本丸の男がドッペルゲンガーを使った時、社長は「社長みたいな相手と遭遇したことはない」と考え読み手のドッペルゲンガーを作り読み手の意識を半分植え付けた。

ビルの屋上らへんから社長製ドッペルゲンガーと読み手を入れ替えた。

結果、本丸の男は読み手に集中しジョンと社長の存在に気づくことができなかった。

社長は本丸の男に侵入し居場所を特定し北海道へ向かった。

ジョンは「クライマックス」とつぶやいた。


決着へ

夕方、ジョンは読み手をベッドに寝かせ「気持ちだけは負けないでください」とジョンが言った。

ジョンの携帯の着信音が響いたと同時に見覚えのない洋館らしき建物の中で読み手は木製の椅子に座らされ縛り付けにされた。

目の前に下った階段、建物の回りは古びている。洋館の内部は夢であるも以前より弱い。

後方から奈々子があらわれた。読み手は奈々子へ親友ができもう一人ではないことを言った。

奈々子は読み手を強く抱きしめ「一緒にいたい……」と涙して言った。

読み手は後ろ盾がなくなり暴れるかと思ったら奈々子は静かに泣いていた。

玄関からジョンがあらわれ奈々子は何もすることなく詠みてから離れ階段から降りていった。奈々子は振り返り読み手を見つめると読み手は「かつてのような禍々しさはなく綺麗な顔だった」ことに驚いた。奈々子はかかとを返し振り返ること無く玄関の向こうへ消えていった。

ジョンから医者、警察官、看護師が消えたことを話し状況からして奈々子は諦めたと伝える。しかし、読み手は腑に落ちなかった。

ジョンによって拘束具が外され読み手とジョンは階段を降りた。玄関に行くと人影が見えた。

それは、読み手の守護霊である父親だった。父親を前にして読み手は号泣した。

ジョンの声で読み手は目覚めた。すべては終わった。ジョンは読み手を使った囮作戦が無かったらこうまでならなかったと。

その後、読み手は高熱を出し緊急入院し3日間高熱に苦しんだ後、奇跡的な回復を遂げ、左腕の骨も回復した。健康な体を取り戻した。

見舞いにジョンが来てくれた。

後日、社長へ感謝を言いに来たが社長は謝礼の金がほしいとケチなことを言った。ただ、「絶対に父親の墓参りに行けよ」と言った。

家族と団欒、再会

読み手は父親の墓参りへ行く。墓掃除を終え母、姉にも再会した。

家族でレストランへ行き家族団欒を過ごす。食後、トイレにゆくとビルの屋上だった。

本丸の男があらわれ読み手は警戒する。しかし、本丸の男は「事の顛末を知りたくないか」と話してきた。

顛末

事の始まり

社長によって能力を封じられた本丸の男は読み手へなぜ奈々子が狙ったのか、殺そうとしたのか。

読み手に聞く権利がある。読み手は聞くことにした。

始まりは北海道ツーリングだった。

本丸の男は小樽に用があって来た。偶然にもそこで読み手と見かけ奈々子は読み手を羨ましがった(読み手はここで困惑した)。

奈々子は読み手の中の温かい家族のつながりが見えたため羨ましかった。

奈々子の経歴

奈々子の家族は、本丸の男曰く糞溜め。奈々子は医者のこと父親から性的暴行、本丸の男は見て見ぬふりしかできなかった。母親はとっくに死んでいた。

奈々子は耐えきれず警察に行った(読み手はここでタバコを一本吸った)。

奈々子は警察に行くも突き返され酷いときには人格否定された。しかも父親が精神科医のエリートで病院持ちで警察の幹部と仲が良かった。

奈々子は精神病を患い父親の病院へ入院したが、父親は看護師に奈々子へ暴行するよう指示を出し暴行させた。そして、奈々子は首を吊って自殺し本丸の男は泣いた。

奈々子は悪霊となり本丸の男に会い復讐を持ちかけてきて、本丸の男は話に乗った。医者、警察官、看護師を殺し奈々子は力に変えた。

本丸の男の当初の目論見では復讐が終われば満足と思っていた。しかし、悪霊と化した奈々子は復讐の情念の塊であり満足するまで消えることはなかった。

本丸の男が読み手を狙ったのは読み手を追い詰めて不条理を与えこの世に強い情念を残し長く留まらせ未来永劫、奈々子と一緒にいてほしかった。

男のネタバラシ

男は北海道から帰ってきた読み手に交通事故を負わせた。あれは本丸の男によるもの。

男が会社の人事部長の脳に侵入し解雇通知を書かせた。

左腕の骨折だけ治りが遅かったのも男による呪いだった。

読み手は怒ったが、男は読み手へ感謝したいと言った。

決着の時、ジョンに抑え込まれた時、奈々子が復讐の情念がなくなり本気で読み手を愛してことに涙した。

読み手は奈々子が本気で読み手を愛していることを聞いて昆布ウィ降ろして黙った。

終始

別れ

読み手はことの顛末を知り泣くことしかできなかった。

本丸の男は別れを告げるも読み手はどうするのかと聞いた。

本丸の男は守護霊がいなかったら自分の身を守ってきた、能力は封印する。自戒として自分を苦しめる。

本丸の男の行き着く先は父親と奈々子と同じと話し消えていった。

読み手は目が覚めてトイレから戻れた。読み手は本丸の男の言葉に世の無常を感じた。

トイレから出て家族の待つテーブルに向かおうとしたら携帯電話お見た。

着信履歴を見ると5回もジョンからの電話が来た。ジョンに電話をかけると社長から急ぎの用事があるから来てほしいと頼まれた。

読み手は電話を切ると家族に謝り社長へ向かった。

急用

急いで戻ってきたら社長は苛立っていた。

読み手はジョンから渡された水をのみ社長から差し出されたのは「内定通知書」だった。

本丸の男から事務所の口座に1000万円も振り込んで読み手を雇ってほしいと頼んできた。

社長は許可し、読み手も受け入れた。

社長は読み手について霊能の才能が欠片しかないため、探偵として雇うことにした。

こうして読み手の探偵物語が始まる。

ただ、奈々子はいまもどこかで苦しんでいると考える。

用語

ファイアーウォール

ジョンが口にする人間の心の壁と言えるもの。ジョンはこう言っている。

ドッペルゲンガー

強力な霊能力者が使う呪殺のようなもの。相手と同じ人間を用意し同じ人間がドッペルゲンガーに触れたら「即死」。

使えるのは強力なものに限る。

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