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概要
渦人形(うずにんぎょう)とは2011年5月19日、20日にて洒落怖スレへ投下された。
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?265に投下された。
元スレとレス番
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怪異
ひょうせ
猿の妖怪。猿の笑い声をする。子供のような猿で服を着ない。
姿を見せると妊婦や不妊の家に現れ子供を産ます縁起の良いもの。
数十年に一度、子供を襲い憑り殺す。症状は「涙を流し、失禁し、無表情で大笑いする」。
祠を作り封じ込めしばらくは出て来ない。
前回の子供を襲ったのは20年前だが早すぎると疑問視されていた。
大人たちは当初、ひょうせに襲われたと見たが、違った。
あり方は「ヒサルキ」に近い
渦人形
読み手たちが遭遇した人形のような呪物。
外見はおかっぱの子供の人形だが「和服を着て、肌が白い、黒目で黒い口で笑顔、首が1m伸びる」。自動で動き相手を「涙を流し、失禁し、無表情で大笑いする」とひょうせに似ている。
「ホホホ…ホホホ…ホホホ…」と機械的な声、音で笑う。
僧侶の見立てでは「呪物」としている。
内部には「渦人形、寛保二年、製作者の名前」が刻まれている
あらすじ
2011年5月19日の投稿
高校2年の夏休み、変な家
高校2年生の読み手は夏休みで部活の合宿で某県の山奥の合宿所へ行くことになった(生徒総勢60人で行く)。
その日の夜、顧問の先生から許可をもらいコンビニまで買い出しに行った。10人ほどで外をあるき始めると合宿所の裏に家のような建物があった。
建物は明かりがついておらず空き家か別荘か何かと思われた。
友人が探検を考え読み手はひとまず買い出しを終えてから考えるとした。
コンビニの買い出しを終えると後輩の1人が家の少し開いた玄関から「子供が覗き込んでいる」と言った。
読み手は信じず後輩は本気で言った。家が見えるところまで確認し戻りドアは閉じて人の気配はなく特に異常はなく合宿所へ戻った。
合宿所へ戻り2階の廊下を眺めあの家の一階部分が木の間からわずかに見えた。
読み手と友人は見えた。
謎の子供
空き家であるのはずの家に子供の人影が友人と主人公を見ていた。
友人と主人公は恐怖し友人は動揺し携帯で写真を撮るとして部屋に戻った。騒ぎに駆けつけた合宿所の30人の生徒たちが集まった。
子供らしき人影はずっと見ており大騒ぎとなり先生が来て友人と主人公が事情を話す。
すると、生徒の何人が「あ!」と声をあげのが聞こえた。
先生たちが見るとドアは閉じられ人影はなくなった。読み手と友人が見たことは信じてもらえずノリの良い先生2人が家の玄関まで見に行ってもらい写真を取りに行ったが特になく先生たちは読み手たちへ部屋に戻るよう言った。
探検へ
眠れなかった読み手と友人。昼間に行くか考えていた。
その時、部屋の窓を叩いて人影が見えた。仲の良い他校の生徒5人だった。5人は20mくらいの幅のでっぱりつたり窓から入ってきた。
5人は読み手と同じ話をしていて例の家へ行くことにして誘いに来た。読み手は決心し行くことにした。
メンバーは読み手の学校から読み手、A也、B太の3人。他校はC広、D幸、E介の3人で合計6人となった。他のものは異常があれば廊下から懐中電灯で合図するよう計画する。
家に行くため先生たちに知られないよう大回りに道路へ出て向かった。
家に付くと壁に苔が生えあちこち蔦がからまっている。窓はすべて板が打ち付けられており長いこと放置されている。
最初、C広とA也とB太が家の周りを確認しに行った。読み手はドアノブを回すとドアが開いて急いで3人を呼び戻した。
中へ入ると夏場であるため室内の湿気はひどくカビ臭い、室内は荒らされた様子はなく家具も何もないため広い。1階探索をしているとE介が「2階から笑い声しね?」と言い始めた。
読み手は気の所為と思ったが、E介は気になって3つのグループに分かれて探索することにした。
1階を探索する読み手、A也、B太。2階を探索するC広、D幸、E介となった。
何かあったら階段で会うとした。
異変
しばらくすると突然、
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
2階にいたE介が笑い始め残りの2人はうろたえていた。
1階にいた読み手たちは慌てて2階へ行きE介が大笑いしてのを目撃した。
E介の顔を見て読み手たちは深刻な状況と気づいた。
笑い続けるが、無表情、大粒の涙を流し、失禁、揺さぶったり穂を引っ張っても無反応。泣きながら笑っているのだ。
合宿所まで運ぶことになった。
急いでB太が玄関のドアを開けようとしたがまったく開かなかった。ドアをッタクルしても開かなかった。
その時、2階から「ホホホ…ホホホ…ホホホ…」と抑揚のない機械的な声か音が聞こえた。
1階のリビングがガラスのサッシのみなら割れば出られるとして読み手は4人に伝えリビングに向かった。
しかし、読み手は階段の上から子供の顔が覗き込んでいたのを見て絶句した。しかし、違和感を持ち「子供は階段の手すりからかなり身を乗り出しているのに「頭しか見えない」」。
子供のことを考えているとC広が腕を掴んでリビングへ引っ張られた。窓ガラスを割り打ち付けてある板を壊しE介を担いで外へ出た。
しかし、あの機械声は外へでも聞こえた。
合宿終了
E介は救急車に運ばれ、読み手たちは先生たちに説教され合宿は中止された。
例の家へ地元の消防団や20人ほどのおじさんやおじいさんが降りて来て家の回りにロープを貼り柵のようなものを作った。
E介は2日ほど入院してその後、別の場所へ運ばれ4日後には何事も無かったように帰ってきた。後から事情を効くとE介は家に入ったところから昨日までの記憶が何もなかったらしい。
2011年5月20日の投稿
やつは来た
E介が帰ってきた日の夜、あの「ホホホ…ホホホ…ホホホ…」が聞こえてきた。読み手は木のせいかと思っていた。
読み手は窓のカーテンの隙間から見たら屋根の上に「和服を着た子供で正座し、首が細長い真っ直ぐな棒のようなものが1mのびていた」。
朝4時まで笑い続け窓を見たらいなくなっていた。
昼頃、先生から電話がありすぐに来るよう言った。
会議室にて
会議室にて読み手、A也、B太、C広、D幸、先生たち、おじさん数人がいた。E介はまた同じ症状が出てとある場所に運ばれた。
読み手は深夜に起きた事を話す。
おじさんたちが言うには今回遭遇したのは「ひょうせ」とされる物を説明するが、20年ほど前であらわれるのが早すぎるという。
現れてしまったからにはしかたなく読み手たちは祈祷をされた。
深夜にて
学校から帰った読み手たちは読み手の家でゲームをしていると再び“やつ”が来た。
カーテンをしている窓から叩いている音がしてB太は気になり読み手は事情を話し見ないようにさせた。しかし、D幸が確認した方がいいとして見た。
そこには「和服の人形」がいて読み手たちは唖然とした。
読み手の父親が慌てて駆け上がりA也は慌てて窓を押してしまい人形は読み手を向いた。父親が部屋に入り窓を見たら屋根の影に隠れ見えなくなるも父親は一瞬を見ていたのですぐ電話をした。
あれの正体
読み手たちは昼前に寺へ行き深夜に起きたことと人形について先生やおじさん、僧侶に教えるも何もわからなかった。ひょうせの外見も説明しわからない。
他の被害が発生し村の子供がE介と同じ症状になり読み手たちは座敷で待った。子供はE介同様に大笑いをして本堂へ入れられお経を十分で聞かせ静まり布団へ寝かせた。
読み手たちはトイレからの帰り道、本堂へ続く廊下であの声が聞こえ本堂へ逃げた。
読み手はおじさんたちに事情を聞かせ僧侶たちがお経を唱える。しかし、効果はなかった。
夕方まで続き読み手は人形の姿に怒りを覚えた。
読み手のブチギレ
読み手は我慢ができず燭台を掴み周りの制止を振り切り障子を開け人形を燭台で叩き始めた。
泣いて笑いながら燭台で人形を破壊していった。殴り続けると「メキッ」という鈍い音が聞こえ読み手の怒りがおさまった。
人形は残骸となり箱に入れて本堂で安置されることに鳴った。
読み手たちは寺で眠ることにした。
あの人形の正体
翌朝、読み手たちは本堂に呼ばれた。
人形は供養することになり一応解決した。しかし、人形が何か不明だ。
燃えていく人形の胴体に焼け焦げ消えかかった文字で「寛保二年、作者の名前六文字、渦人形」が見えた。
坊さんが言うには正体不明の呪物としかわからない。何かわかったら連絡すると言うが数年経つも連絡は来ず。