1
巻波「ねえ、風雲、清波」
風雲「どうした?」
清波「どうしたの?」
巻波「指揮官に髪が伸びすぎだって言われた」
風雲「……それは思う」
清波「思うよ」
風雲「マジで!?」
2
風雲「髪を踏んで転ぶんじゃないのかと思うことがある」
巻波「ならない! ならないように慎重に歩いているから……」
清波「どうしてこんなに髪を伸ばしているの?」
巻波「いや……趣味」
風雲「邪魔にならない?」
巻波「ならないどころか、私のトレードマーク」
清波(いい切った!)
3
巻波「今はツインテールだけど、変えるならサイドテールやポニテールぐらい?」
清波「昔の重桜の髪型にいいのが……」
巻波「古臭いからいやよ。やっぱりこういうのかな?」
風雲「歩くのに邪魔でも気にしないのか?」
巻波「気にしない」
風雲(ここまで気にしないのか……)
4
清波「思いきって髪を切るとか?」
巻波「それは断固拒否! 絶対ダメ!!」
清波「うッ! ご、ごめんなさい!」
風雲(ここまで髪にこだわっているんだ……)