1
卯月「どうして執務室に睦月と如月が?」
睦月「卯月を見ろって指揮官に言われて……」
如月「何か起こすのかって」
卯月「あたしは悪いことしてないよ……」
睦月「任務の紙を捨てた話しを聞いたけど?」
卯月(あ)
2
卯月「あ、あれは怖いと思ってつい捨てちゃって……」
如月「怖いからってそれはないよ」
卯月「だって潜水艦が出てくる任務だから! あたしは怖いし誰かが沈んだら困るし……」
睦月「大丈夫、睦月たちはもう沈まないよう訓練しているし戦える」
如月「怖いけど……いつでも戦えるから」
卯月「そ、そう……」
3
卯月「実は潜水艦の娘たちの任務をうっかり捨てちゃって指揮官に……」
睦月「……味方のだよね?」
卯月「ごめんなさい! つい、うっかり潜水艦の言葉が頭によぎったから……」
如月「これは指揮官に言われてもしかたないよ」
睦月「睦月たちがちゃんとみないといけない」
卯月「ご、ごめん……」
4
卯月「あ、潜水艦の……」
睦月「ちゃんと捨てずに置くんだよ」
卯月「あ、はい!」
如月「そう言えば、指揮官は?」
睦月「執務室にいない」
卯月「出ていった?」