久遠の絆

【久遠の絆】平安編の登場人物

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安倍鷹久(あべのたかひさ)

晴明の弟。陰陽師だが弓、剣と武術に集中しており筋肉はある(反面、周りの陰陽師から見下されている)。

10年間、占いや護符の使い方は確かに会得したものの「法術」がまったくできなかった。そのため、法力が無いと見て陰陽師の道は諦め武士を志していた。しかし、桐子から子供の頃は式らしき物を見せていたと指摘されている。

検非違使に代わって賊を征伐したことがある(しかし、晴明から検非違使側から越権行為とされ抗議文が来たと注意された)。

実父である安倍が嫌いで名字を使いたくなかった。

6歳の頃、父親が死に母親がさらわれたことを苦に思い引きずっている。養父であえる賀茂保憲に10年も育てられる。

稽古代わりに鹿を追っていた時、螢と偶然に会い螢から子供を身籠っていた鹿を狙っていたことを注意され。ここで螢と知り合う。

陰陽師になるよう保憲に強く言われたが、断り父親の話しを出し叩かれた。晴明、桐子から陰陽師になったほうがいいと言われるもできないと心を閉ざす。

陰陽師に悩んでいた最中、螢に会いなぜ法力がないのか話すと鬼魅が出てくるわけを話し始め、母親のことを指摘され動揺しなぜ知っているのか責めると鷹久の父親の霊に会い父親の桔梗の衣を聞いて認めた。

何者かの式があらわれ退治することに成功するも気絶(螢の家から帰る時、戦った式が霊のように生々しかったことを感じた)。螢の家に運ばれ名前をそれぞれ教えあい仲良くなる。

屋敷へ帰り泰子へ会い式へ戦った傷は黙ってほしいと言うも断られた。

螢へ会いにゆき山で遊びお互いに子供ができたらどうするのか話す。帰る最中、何者かの刺客としてあらわれた3人を撃退。次に鵺が上高野にてあらわれ螢を狙い戦うも大怪我をして鵺を撤退させることに成功し屋敷へ帰った。

後日、晴明へ話し螢の屋敷で祓わせた。

螢が天皇と結婚する際に神剣にまつわることに巻き込まれて行き道綱、道満、大蜘蛛へ戦う。

保憲から真実を聞き贖罪を受け止めた。桐子と話していた最中、光栄に斬られ気を失う。

神剣を携え桐子を助けるため向かうも桐子に神権を強奪され光栄が3人の刺客を放ち木片で倒し、続く餓鬼を炎で印を結び撃破。しかし、三巳虫で力を得た光栄に圧倒され首を絞めかけられたが、泰子に助けられる。

燃える屋敷に向かい死にかけの桐子を発見し神剣を手にし道綱を倒しに行く。神剣を使い道満へ戦い圧倒。しかし、怒りに身を任せ斬っていくと神剣が鷹久を拒み離れた。

螢に元の性格の鷹久に戻るよう説得を受けるも怒りで我を忘れていた(この時、法力が使えていた)。最中、道綱が隙を見て鷹久を殺そうとしたが蛍が盾になり死亡。

我に返った鷹久は体が異形化し道満、道綱をなぶり殺しにした。その後、晴明とともに屋敷から脱出。

造麻呂の娘。

山に行くのが好きで鹿を友人のように接している。

違う視点で物を見ておりあったばかりの鷹久を圧倒するほどの物言いをする。

朝廷の行いをよく思っておらず戦乱が続き山賊が発生する様を見て「己の民の苦しみを省みない国造り」と嫌っている。

町娘でありながら知識は貴族、泉で泳ぐ不可解な行動と謎。死んだ人間の霊が見えて霊の特徴も把握している。

外に出る時は町娘の服装で、家の中では貴族の服を着ている。

山に行って泉に浸かっていた時、鷹久に会う。稽古代わりで鹿を狙ったことについて鹿が「子供を身籠っていた」ことを注意し説教し朝廷のおかしいところを話す。

正体は「天上の神々が寄こした天女」。目的は「まつろわぬ神々を封じる御剣を地上の神たる者に渡すこと」。

再び鷹久と山で会い鷹久の父親の霊を見て母親のことを話す。なぜ知っているのか責められ父親が桔梗の衣を着ていたと話し認めた。最中、何者かの式があらわれ鷹久が倒す。

気絶した鷹久を家へ運びお互いに名を教え仲良くなる。帰る最中、鵺に襲われるも鷹久が決死で守った。

天皇と結婚することになり鷹久に責め立てられすべてを話す。光栄が来たものの道綱、道満が螢の命を狙いにあらわれ鷹久が戦いに出て鷹久に神剣を渡す。

道綱たちに狙われることもあって賀茂家の屋敷に預けられた。以降、大蜘蛛があらわれたり命を狙われる。

屋敷炎上で道綱、道満に命を狙われる。道満と鷹久の戦いで鷹久が道満を斬り殺そうとした際に怒りに任せていたので止めに入ろうとした。

その時、道綱が鷹久を狙おうとして螢は盾となり死亡。

賀茂保憲(かものやすのり)

賀茂家の宗主。御所の北東、賀茂川のほとりに屋敷を構える。

陰陽師になろうとせず存在が晴明の足を引っ張っていると見て鷹久をよく思っていない。

年をとっているも戦えるだけの体力はある。

19年前、当時20歳だった保憲は保名と仲が良かった(この時点で保憲は結婚し光栄がいた)。樟葉と知り合い保名が樟葉と仲良くなっているのを見て樟葉を監禁するも脱出する。が、樟葉は行方不明となり保名は死亡してしまい贖罪で2人の子供たちを引き取った。

鵺の話を晴明を通して聞いて信じた。

夜、見習いを含め陰陽師たちを集め晴明へ上高野に行かせた、鵺があらわれたことを話す。

後任の話しで暦道を光栄、天文道を晴明とした(しかし、光栄はご立腹)。鷹久に19年前の出来事のすべてを話し謝罪し、できることなら桐子と結婚してほしいと願った。

光栄の暴走で止めるにかかろうとするも通じず光栄に殺された。

泰子(やすこ)

保憲の妻にして光栄、桐子の母。鷹久の叔母。

保憲の屋敷の家令を務め家事を仕切っている他、泰子の一声で屋敷内の地位が決まるほど泰子の存在は強い。そのため、「裏方の主」と呼ばれる。

屋敷内で泰子に声をかけられるのは賀茂家の血筋の者のみ。

鷹久が陰陽師にならないところを見て注意したりする。

実は「土蜘蛛一族の一員で大蜘蛛の正体」。目的は「鷹久、晴明のどちらかが闇の皇子にふさわしいのか見定めた(しかし、鷹久は子供の頃は確かに法力があったもののなぜか無くなっていたことは確認済み)」。

光栄の暴走の後、鷹久にこのことを話す。桐子救出へ向かう鷹久を止めようとしたが通じず涙した。

鷹久が光栄に絞め殺されそうになっている所にあらわれ光栄を抑え焼け落ちる羅生門とともに死亡。

幕末編にて泰子は血を飲まないと体が弱体化する病気を患っていたとされ鷹久が血を与えていた。

賀茂光栄(かものみつよし)

保憲の息子。

5年前から「印可」を受け狩衣の正装で陰陽寮へ上がることが許されている英才。

何が何でも自分が主役でならないと気が済まないとしている。

父親から「鷹久は晴明のような才能がある」と聞いて本気で気にしており鷹久を蹴り落とそうと虎視眈々に狙う。

安倍兄弟を「父保憲が狙っていた女を奪った男の子供たち」と嫌い「クズ」と見ている。

実は保憲から才能があまりないことを見られており後任に任せられなかった。

鷹久が保憲を怒らせたことで罰として夕食を食べさせず掃除をさせた。

式撃退後の鷹久へ式が操れるのか試すやできなかったことで「クズを養っている義理はない」と部屋から出て行かせた。

螢を探していた最中に道綱へ会い道綱から賀茂家は土蜘蛛一族の傍流と聞く。

保憲の後任の話で「晴明へ天文道、光栄に暦道」をすると聞いて激怒するも保憲から才能がないことを言われ退出した。このことを怨み土蜘蛛一族の手を借りる(三巳虫を得て肉体を強化する)。

鷹久を剣で瀕死の重傷を負わせ保憲を殺害し桐子をさらう。

鷹久が来て桐子を解放させるも三巳虫を食わせており神剣強奪に成功。三人の刺客を向けたが通じず、餓鬼を出し戦わせるも印を作られ餓鬼が死亡。

強化した肉体で鷹久を圧倒し当主の座を奪われた怨みを鷹久にぶつけ首をしめた。

が、泰子の登場で泰子の蜘蛛の足に捕らえられ焼け崩れる羅生門の中で死亡。

賀茂桐子(かものとうこ)

光栄の妹。13歳。

鷹久と仲がよく形式上、鷹久は桐子を様付けで呼ばないといけないが仲が良かったため呼び捨てで言っている。桐子の方は「鷹久にいさま」と慕っている。

夕食抜きにされた鷹久をかわいそうに思い梅がゆを持ってきた。

武士になろうとする鷹久に反対していた(ただし、家を出るのは止めなかった)。

鷹久と仲が良かったものの螢と仲良くなる鷹久を見て次第に螢へ嫉妬していく。光栄にさらわれ人質とされるも巫蠱毒「三巳虫」を飲まされ神剣強奪の道具となった。

鷹久前で解放されるも解放された後はいきなり神剣を強奪して逃走。賀茂家の屋敷へ行くも道綱たちの手により半殺しにされた。

しかし、神剣は守りきった。死ぬ間際、三巳虫を吐き出し鷹久に謝罪し死亡。

桂(かつら)

泰子の母にして光栄の乳母。

安倍晴明

鷹久の兄。

落ち着いており周りの知恵袋的な存在でいたずらを考えたりする。ただ、鷹久が陰陽師になってほしいと見ている。

上高野にあらわれた鵺の件を知り保憲に話し螢の屋敷でお祓いをした。その時、風邪のような症状を出した。

大蜘蛛の戦いに参加。

保憲から天文道を任された。しかし、体調が崩れ動けなかった。

焼け崩れる賀茂家の屋敷から鷹久とともに出ていった。

惟常(これつね)と仲間2人

賀茂家に仕える門弟たち。中でも素行が悪いのは惟常。

鷹久の存在を嫌っている。

藤原道綱

土蜘蛛一族の男。貴族の服をまとった陰陽師。

土蜘蛛一族としての名は「大嶽丸」でかつて平安の世を恐れさせた大妖怪。死んだと見せかけるため朝廷に入り藤原道綱と名乗る。

螢を殺害するため道満とともに襲うも鷹久へ戦い撤退。

道満とともに賀茂家の屋敷を強襲。鷹久の盾となり螢殺害を見て成功し鷹久を同志になるよう誘うも断られなぶり殺された。

死ぬ間際、また誘うと遺す。

道綱は1000年後にいずれ転生することを予見し愛宕山の六道宮にて「道綱の許しがなければ奥へ入れないよう道を防ぐ細工を施した」。そして、樟葉を使い1000年間も負の怨念を集めさせた。

その後、1000年後にて芦屋幹久として転生するも土蜘蛛一族悲願を忘れず引きずっていた。社会的地位を得たにも関わらずかなぐり捨てるほどの憎悪はすさまじいものだろう。

大妖魔と言われるほど恐ろしい存在。

体は白い虎、尻尾は蛇、顔は猿。

人を食らうことを好む。禁中にあらわれ人を食らい死んだと思われたらあらわれる。

正体は「道綱の弟である「蘆屋道満」」。

人間態は「山男のような体格」。

螢を狙い襲うも鷹久へ戦い怪我を負い撤退(鷹久も怪我を負った)。

道綱とともに螢殺害へおもむくも鷹久に邪魔され撤退。

賀茂家の屋敷にて鷹久へ二度戦う。螢が死んだ後は鷹久の反逆で戦うも通じずしめ殺された。

元禄編にて転生しあらわれるも兄と違い土蜘蛛一族のことはどうでもよく「鷹久への憎しみが強かった」。

大蜘蛛

突如、賀茂家の屋敷にあらわれた人間なみに巨大な黒い蜘蛛。目は赤い。

蜘蛛の巣を使い螢を捕らえたものの晴明、保憲、神剣を持った鷹久へ戦い激闘の末、神剣を受け屋敷から撤退。この時、悲鳴が女だった。

正体は「泰子」。

安倍保名(あべのやすな)

晴明、鷹久の実父。

19年前、当時19歳だった保名は保憲と仲がよかった。最中に樟葉があらわれ恋に落ちる。しかし、樟葉に惚れていた保憲は樟葉を手に入れようとしていた。

樟葉と保名は逃げて行く最中、道綱があらわれ保名を殺害する。

霊となり螢と話たりする。

樟葉(くずのは)

晴明、鷹久の母にして泰子の姉。そして、土蜘蛛一族の1人。

19年前、保名と知り合い恋に落ち晴明、鷹久を産んだ。

保名とともに逃げることを決意しようとしたが、道綱があらわれ保名を殺され鷹久と晴明の前でさらわれてしまった。

現在、太祖の依代とされており樟葉と太祖の意識が混濁している。

用語

陰陽師

朝廷や貴族のために吉兆を占う他、汚れや禍事(まかごと)を祓う役人。

賀茂家で修行を修めた者が正当な陰陽師とされる。

朝廷に使えない似たようなものは「野良法師」と呼ばれる。

鬼魅(妖怪の類)を倒すため法術を習得する。

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