重桜(アズレンSS)

【アズレンSS】赤城の鎖作り

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1

赤城「指揮官様は他の女と会おうとしている。しかも、私が嫌いな艦と会う始末……。いくら指揮官様の勝手とはいえ許せない!

こうなったら鎖を私が直々に作ってやるしかない!!」

2

明石「あ、赤城!」

赤城「明石、頼みがあります」

明石「なにニャ?」

赤城「工房を使わせなさい」

明石「はぁ?」

赤城「真に受けたみたいね」

明石「それはそうニャ! どう考えても私に頼んで物を作らせるならまだしも赤城に貸すなんてどうかしているニャ!!」

赤城「いえ、これは指揮官様への愛を伝えるためよ!」

明石「え?」

赤城「私が作った物ならどんな形であろうと指揮官様は受け入れてくれる! そう失敗してもろくなろうとそれが赤城の製作物ならなおよし!!

これは愛を試すものよ!!」

明石(正気の沙汰じゃないなニャ……)明石「まあ、わかったニャ……とりあえず貸すニャ」赤城「ありがとう明石。何かあるかしら?」明石「報酬ぐらいはずんでほしいニャ」赤城「ええ、はずむわ」

3

赤城「よおし……」

明石(ほ、本格的だにゃ……。いったい何がこの空母にそこまでのことをさせるのか……)

赤城「どうしました?」

明石「……水」

赤城「ありがとう、明石。さてと……」

明石「こんなのは別に私や……」

赤城「いいえ、こういうのは指揮官様が最も喜ぶ物を選びますわ。そう、本格的にそれも私が作り上げた鎖で喜ぶに違いないわ!」

明石(その努力を喜ぶんじゃなくて“褒める”と思うにゃ)

赤城「さてと、残りの鎖を作らなきゃ!」

明石「じゃあ、もし水が必要だったら呼ぶんだニャ」

赤城「ええ、もちろん」

4

それから。

明石「さあてと、どうなって……」

赤城「完成――」

明石「うわあ、本当に完成ているにゃ! どれどれ……おおう、いい感じだにゃ!!」

赤城「明石に認められるということはそうとういいもの……。あ、り、が、と、う」

明石「赤城が疲労困憊で倒れたにゃ!」

それから、赤城は加賀の部屋で看病された。

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