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概要
姦姦唾螺(かんかんだら)とは2ちゃんねるオカルト板怖い話スレッドにて誕生した怖い話。元はホラーテラーに作られ洒落怖スレにあらわれた。
2009年3月26日から誕生。
検索エンジンで検索するさいは漢字表記の方は引っかからずひらがなの方が引っかかる。
呼び方は様々で俗称は「生離蛇螺(なりじゃら)」、「生離唾螺(なりだら)」。古くからは「姦姦蛇螺(かんかんじゃら)」、「姦姦唾螺(かんかんだら)」。
一番多い呼び方は「だら」。
漢字の読みで唾は「だ」と読み「じゃ」はなかった。
原典のアーカイブ
アーカイブ一→https://web.archive.org/web/20090722123508/http://horror-terror.com/c-real/entry_2878.html
アーカイブ二→https://web.archive.org/web/20090723185215/http://horror-terror.com/c-real/entry_2879.html
アーカイブ三→https://web.archive.org/web/20090731105844/http://horror-terror.com/c-real/entry_2880.html
姦姦唾螺の特徴
出自
昔、人を食らう大蛇に悩まされた村人たちは様々な力を受け継いだ巫女の家に退治を依頼。
巫女は戦いへ挑むも大蛇に下半身を食われるも必死に戦った。しかし、敗色濃厚と見た村人たちは大蛇へ村の安全を保障してほしいと頼んだ。
大蛇は承諾し巫女を生贄とし村人は巫女の腕を切り落とした。
村は平穏になった。
後にこの巫女生贄計画が巫女の家から出された物で巫女の家族は6人だった。
大蛇がこつ然と姿を消すと同時に村で死人が出て18人死亡(巫女の家族6人も入る)。
死んだ者たちはどういうわけか腕の左右どちらかがなくなっていた。生き残ったのは4人。
箱
だらの供養するための箱。一定の周期で移動している。
場所によって箱の家紋が変わる。巫女の家系で誰が管理するのか審査する(たまに志願する者もいる)。
箱の存在について話は一切知らされないようにしている。
箱の中にある六本の赤い爪楊枝「/\/\>」があり四隅には壺が置いてある。六本は巫女たちが封印するために使用し四隅の壺は生き残った者。
基本、森と山に移される(柵とかは管理者による)。
この形式が生まれたのは生存者となった4人が考案したという説が有力。
呪い
すさまじい呪いを放つ。
爪楊枝を動かした者には全身への苦痛。
祓おうとした者は二、三年以内に突然死亡。
当事者も死ぬ。
外見の意思
巫女と大蛇の意思が混じっている。
爪楊枝を動かすことであらわれるだらの外見で違う。
六本の腕を持つ巫女:巫女の意思。殺意は無いらしく「巫女」と言われる。
蛇の下半身:大蛇の意思。殺意がありこちらが「かんかんだら」らしい。
あらすじ
3人の不良少年たち
A、B(母親に厳しいながら接せられた)、オレの3人は親たちに見離されていたほど不良だった(オレには姉がいる)。
ある日、Bが母親に酷く言って暴れて父親から注意された。
Bは反省する気がなく父親から森の立入禁止の場所に行って同じことをしてこいと言われた。
立入禁止の場所
オレは立入禁止の場所について2m近い高さの柵で囲まれ柵は太い網と有刺鉄線で柵全体に白い紙が絡まって大小の鈴が無数につけられた。
特定の日になると巫女が数人集まりなぜかその日だけ立ち入り禁止になる。
一番の噂として「カルト教団の洗脳施設がある」とされていた。奥まで行った話はない。なぜかBの父親は正体を知っていた。
AとオレはBのことについて話し合いBは「父親のハッタリ」と思い森へ入ることにした。
立入禁止へ侵入
夜、立入禁止の場所へ向かった3人。
しかし、妙な1人の足音が聞こえたのをBが聞いて2人も聞こえた。20分も歩くと音との距離は変わらないことにオレとAが妙に思った。
立入禁止の入り口にたどりつくとひと目見て尋常ではないとわかりAは「普通じゃねえ」と警戒し、オレは「やばい場所」と直感した。
しかし、Bは臆することなく怒声をかまし持ってきた道具で柵を壊そうとしたものの柵が外見より硬く断念。
乗り越えることになり乗り越えることには成功した時、謎の閉鎖感が襲ってきた。同時に謎の足音が消えた。
3人は違和感を持ちAは足音について「柵の奥からいた者の足音」と考えるもBは距離が遠すぎてわかるわけがないと否定(オレはBの意見に一応の納得はした)。
2、30分後に奥へ行く。そこにあったのは「特定の六本の木に注連縄が張られ中央に錆びた箱が置いてあった」。
3人は言葉を失いAとオレは危険と即感じた。しかし、これでもBは臆さずBは箱を開けようとした。
箱を開けると「四隅に液体が入ったペットボトルの形をした壺、赤く塗られた5cmの爪楊枝のようなもので「/\/\>」」
3人は壺を触ったが問題ないし。しかし、Bは爪楊枝に触れて形が崩れた。
そして、奥から大量の鈴が鳴り3人は奥へ向いた。
あらわれた、Bへの異常
Bは奥へ向かおうとしてAが止めようとした。しかし、Bは立ち止まった。
Aとオレは一息つくもBは「それ」を見てすさまじく怯えていた。3人は逃げ出し入り口へ向かった。
柵の外に人影がいて三人は助かった。
三人は親たちに保護された。
しかし、Bには原因不明の痛みが発生したことをオレの姉が聞いた。
AとオレはBだけなった理由は「爪楊枝を動かした」と考えた。
すると、Bの母から何者かからの電話が来た(Bの母は何も答えなかった)。
2日後にてオレ、A、Bの母は古い屋敷へ向かった。
葵の屋敷へ
巫女「あおいかんじょ(オレは聞き取れず「葵」とした)」と巫女伯父らしき人物と話し合う事になった。この巫女の家系はよくわからないらしい。
伯父へ事情を説明すると「爪楊枝を動かした」を聞いて伯父が突然怒り始めた。
葵が形を変えたのか質問しAとオレは答えた。
伯父は形を変えてしまっては難しいとされた。
そして、Aとオレはあそこにいた者の正体「姦姦蛇螺」を知る。
爪楊枝を動かした時点で終ると伯父は話すもオレとAが上半身しか見えなかったことを聞いて助かる見込みがあると知る。
光明が見えたと葵と伯父が喜んだ。
その後
Bの容態は回復したものの転校することになった。更生したらしい。
Bの父親はどうなったか不明。